（自慢話と取られるかも知れないけど）
今回の工事は、「過去に同業者さんが一日で作業できたから」が始まり。
「同業者さんが出来たからウチらもできるでしょ」という甘い考え方。
それも、ネタだけ投げといて「あとはヨロシク」の人。
同業者さんは15人入れたらしいけど
今回は７人。誰がどう考えても無茶。
彼に「「絶対無理」」と言うと「じゃ前日の深夜から作業しましょう」と言う。
それしか手段ないけど、それでも日曜日の時間内に終わるかどうか。
「あとはヨロシク」の人は、誰か任せられる人（今回は わたし）が現れるのを待つ。
任せられる人が現れたら、あとは一切口出ししない
悪い言い方すると、無視する。（自分の現場なのに）
今回、わたしが「「こりゃ終わらんわ」」と思って
手順書作った時点から彼は完全無視。
「「何かないか？」」と質問しても「は～」。
仕方なくわたしが考えたのは、人減らしと作業効率UPの方法。
今考えても、その方法や治具が無かったら作業は終わっていないと思う。
今回の治具製作は３点
「何に使うの？」が一点。
その他もろもろは複数。
見たことない現場や設備を、もらった写真と図面を見て
作業を想像しながら。
まずは人減らし。
機械操作を現場作業者が現場を見ながら操作できるグッズ作って一人減。
材料を簡単に仕分けできるBOXを用意し、一人減。
（これで同業者だと13工数）
あとは、作業効率で工数削減狙い。
図面見ての渡り板作成。
かなり効率UPだった。（2セット作ったけど１セットで良かった）
木材で作っていたので軽く、ズレ止めの高さもどの場所でも干渉することなかった。金属はネジだけで、軽い。
（作業者は、そんなこと気にしないだろうけど）
ワイヤー製作。
これも、かなり効率UPになったと思う。
今回の工事では、4mmのワイヤーを作業に合うように加工。
５ｍ欲しくてホームセンターに行ったけど、売ってなくて。
これは、同業者さんは市販の10mmくらいのワイヤー使ってたみたいだけど
当然ワイヤーもシャックルは大きくなり、治具は重たくなる。
その問題解消のため。
再度機械操作。
これは、親会社からも表彰してもらった件の流用だけど
（横展開はされていない）
インバータ操作で、３センチ分送り できる？
それをできるBOXを作って持って行った。
以上、今回の作業を考えて作ったり準備したりしたけど
グッズは全部置いてきた。
「「少しはオマエも考えろ」」って気で。
（同じものは作れるし）
最後の最後
試運転で彼が、「単発は確認できましたが、連続して流したいのですが～」と言う。
その時は彼が何を言ってるのか意味わからなかった。
「「これじゃ~無理でしょ」」状態だったから。
けど、帰り道考えてたら、彼は わたしに知恵を求めていたのかも？
策連続投入したい？だったらできる方法を考えろよと思うけど。
彼には何が問題なのかが分かっていないから解決できない。
治具の図面作ってメールした。
「作ってください」と言ってくるだろう。
彼には責任感も知恵も無いから。
何とかしたいけど、本人にその気が無いから。
今回の工事で、わたしが作ったり準備したりしたもので
かなり助かっただろうし時間短縮もできただろう。
次、同じことが有ったら、彼が自力で出来るか？
持ってったグッズとか全部置いてきたけど
一人じゃできないと思う。
責任は置いて来てないから。
