あおの気持ち

今となっては「「みんな頑張れ~」」かな
世の中ってプラマイゼロだから。自分が人のために損することを惜しまない。

知らなくてもできるけど(仕事)

2023-02-28 | Weblog

点検作業について書きます。

 

点検なんて、昨日まで動いていた設備なので、きれいに掃除しただけでも「点検しました」と言うことはできる。

それをやってるのが同業者さんで、親会社さんから「その設備を任せたい」と言われ続けていたけど断っていた。

それを同僚が請けてしまって、今ではわたしがその客先の担当。

 

予防的なことを何もやって無かった設備だから、数年前の初回の点検で不具合だらけ。

客先に、いきなり不具合だらけを言うと「今まで何してたんだ!」と言われるだろうから、少しずつ部品交換の提案。

一つ終わったら、また次って感じで。

それがまだ終わっていない。

 

同業者さんが点検時にやってたのは、チェーンに注油。

確かに、メーカーは定期的に注油しろと言っているけど、すべてのチェーンが対象なのか?

親会社も同じこと言ってるけど、わたしは注油しない人。

(錆が見えたらするけど)

 

メーカーが言ってるチェーンは、ポンプに使っているような駆動チェーン対象だと思う。

常に動いているから注油は必要 なのは分かる。

それを、間欠または時々のチェーンに適用すると どうなるか?

 

環境によるけど、オイルが固まって 塗布してもローラーの中に入り込まなくなる。

最近のメーカーオイルは改良されていて、固まる期間は長くなっている気がするけど

そこに、いつも通りのオイル塗布したらどうなる?

塗布したオイルが固まる。

 

チェーンが切れる原因は二つ有って

先に書いたような駆動チェーンは注油しない摩耗から。

それと、オイルが固まって事によるキンク。

 

両方経験したけど、摩耗は交換して外したチェーンとリンク数を合わせようと並べると、外したチェーンを押し縮めないとリンク数の確認ができないほど摩耗してる。

キンクは、スプロケットでミリ単位のチェーンの通り道が有ったりしたとき

キンクしてて、その盛り上がりが引っかかって切れる。

 

今のオイルは改良されてるから分かんないけど

キンク云々で言うと、長くても5年で交換が理想。

注油して摩耗は防げても キンクしちゃ話にならない。

 

他に聞くと「上で切れた」とも聞くけど、それは別の原因が有ると思う。

荷重かかってたら、多少のキンク有っても引っ張られて山にはならないだろうから。

 

過去、40-1の駆動チェーンがで切れたのは摩耗でした。

間欠設備で60-2が切れたのは切れたのはキンクで隙間にハマって でした。

 

極端な話、間欠だと全く注油しないほうがチェーンは長持ちする。

これにも難点が有って、交換時にスプロケットの錆びを取らないと、交換しても残った錆が錆びを呼ぶ。

最初はチェーンのオイルで錆は黒くなって見えなくなるけど

放置してたら一気に錆びる。

 

そこでオイルの刷毛塗り わたしはしない。

錆びを広げるだけ だから。

 

そんなとき使うのは、スーパー556。

既存のオイルとの相性は知らん けど、化学反応云々の不具合は 今のところない。

 

普通の556は乾くので、チェーンとか長期潤滑が必要なところには使わない。

チェーンルブ使ってみたけど、キンクには効果なしだった。

 

一度固まってしまったチェーンは、悪あがきするより交換したほうが良い。

 

交換周期5年。

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