まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

小さい者

2010年04月02日 | Weblog
午前4時40分に目覚める。直ぐに「世の光」を聞いて起床、雨の中大阪城に行く。今朝は、風が強かった。会場(旧博物館前)には、先客のホームレスの70才位の男性が座っていた。雨を凌いで寝ていたものと思われる。それにしても冬場でないものの冷たいことだろう。今までも、時々段ボールを敷いて寝ている人を見かけた。

今朝も雨降る中、何時もよりは小人数だが元気で合唱する。みんなで作ろう、あんたがたどこさ、海、この道、あわて床屋、花、・・・最後、銀座カンカン娘の11曲歌った。歌っている時、くだんのホームレスのことを思う。その心境は、目の前の高齢者は、元気に楽しく歌を歌って羨ましく思ったことだろう。それにひきかえ自分はホームレスとしてみじめな生活をしている。自分自身が何の努力もしなかったからか、運が悪かったからか、しかし、長い年月いろいろとチヤンスは有っただろう、と思い巡らすと、あの放蕩息子を思い浮かべた。すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』聖書マタイ26:40のみことばが迫ってきた。そこで、歌が終わってから、彼に、そっと1000円を手渡し、暖かいものでも食べなさい。と言葉をかけようと思った。しかし、合唱の途中、小降りなった雨のなか何処かへ立ち去って行ったのでそのことはすることが出来なかった。

合唱後、シェラトン都ホテル大阪へ行くべくバス停に行く。暫く待っていたがなかなか来ないので、改めて時刻表を見ると3月29日に改正になり15分前に運行された後だったことが分かり、急遽、地下鉄で行く。着いた時は、すでに始まっていた。

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