まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

危機一髪

2005年11月09日 | Weblog
一昨日テレビを見ていると、韓国での出来事として報道されていた。5歳の子どもが地下鉄のホーム下に誤って落ちた、それを反対側のホームで見ていた、16歳の男子高校生が危険を顧みず、脱兎のごとく線路に駆け下り、子どもを救出して、もとのホームに無事戻って来た。もう少し遅かったら、電車が来ていたので、惨事になっていた。この高校生の愛と勇気に大きな感動をおぼえた。その感動が収まったとき、ほろ苦い出来事を思い出す。それは、30年ほど前の日曜日の朝の出来事である。教会に行くため自転車の後部に三女を乗せ前に長男を乗せて走っていた、阿倍野筋の斎場交差点を過ぎ歩道に乗り上げた時、少しバゥンドしたため、長男の足が浮いて、前輪に巻き込まれたのである。長男は痛さのため声を上げて泣く始末、一瞬、下がったほうが良いのか、前に進んだ方が良いのか躊躇した、すると突然、向かい側の歩道を歩いていた、60才前後のおじさんが、これまた脱兎のごとく、10mほどの道路を横断して、長男を助けに来て下さった。突然のことで唖然としたが、こられた時には、私は降りて長男の足を抜き終わった後であったが、その行為に心から感謝とお礼を言いました。あとで思ったことであるが、30年前と言っても、相当な交通量があった筈である。ひよつとしたら信号が赤で動いていなかったかもしれないが、それにしても、他人の子どものことで危険を顧みず助けに下さったその行動を今思っても頭の下がるおもいである。

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