まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

鳩の思い出

2005年12月20日 | Weblog
今日は2~3日の厳しい寒さも少し和らぐ、銀行の帰りに例の鴨池を見る、昨日ものぞいたが、元々の住人である、あひると合鴨とサギ一羽だけで、鴨の姿は見えなかった、今日はどうだろうと見ると、今日もあひると合鴨のニ羽だけであれほど賑わっていた鴨の群れは見られなかった。二日間の観察で決定的なことは、分からないが、訪問時間が悪かったのかもしれないが、あれほどいたのが忽然と姿を見せないのは淋しい。子どもか、心無い大人が石を投げて驚かせたのではないかと心配する、野生の鴨は臆病であり、用心深いのである。そうであれば折角自然が戻って来たのに残念である。
鴨池を過ぎ、杭全神社の横を自転車で通ると、鳩の群れが、落ち葉の辺りを啄ばんでいた鳩は平和のシンボルであるが、それでいて気性の激しいものを持っている。私と鳩とのかかわりは、国民学校1年生の頃、当時城東区の今福にすんでおり、今福神社で野鳩一羽を捕まえて来て、家で逃がしてしまった。その時、鳩は家の2階の屋根に止まったので、子ども心に巣を作るかも知れないとその時思った。2回目の出会いは、高校時代、ベルギー系の伝書鳩を一番買った。雄は優秀であつたのだろう、子どもが生まれて、大丈夫と思い放鳥すると、メス親は帰ってきたが、雄親は帰ってこなかった。多分もとの鳩舎に帰っていったと思われる。1年ぐらい飼育していたが、鼬に襲われ全滅した。それから相当日が過ぎた時、まだ鳩舎だけはそのままあって、最初放鳥して戻らなかったあのオス親が帰ってきたのには驚かされた。遠い昔の思い出である。

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