まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

支えあうもの

2007年09月04日 | Weblog
6日振りに大阪城に行く。ジョギングする人、犬の散歩をする人、いろんな人と出会うが私が、6日休んでも全てが淡々と行われている。のら猫に餌を与える人、鳩に餌をやる人等、それぞれ自分の好みで行動されている。今朝は、夜中降った雨の影響か涼しかった。植え込みではコオロギ等虫の音色が大きくなって来た。もう秋である。
今朝は、春の小川に始まる、見てござる、おぼろ月夜、みどりのそよ風、冬の夜、兎のダンス、・・・山のロザリア、最後は、何故か、帰り船であった。端やんを懐かしく皆元気に歌っていた。
午後、何時も通院しているM整骨院に行く。そこで80才前後の老女と親しくなっていたが、6月ごろに入院されて、一度退院されて再度入院され、家人が何故か入院先を公表されないでどうしておられるのか、整骨院の先生も、私たちも心配していたところ退院されて、今日、整骨院に来られ久しぶりにお交わりをすることが出来た。私たちが心配していたことを知り、会ったとたん涙を流しながら喜んでおられた。入院中は親族以外の面会もないので大変淋しい思いであったと述懐されていた。人間は、一人では生きていくことが出来ず、人の字のように支えあって生きるものである。月刊誌「ラジオ深夜便」のないとエッセー「母を看取ってくれた犬“ゴン太”」を読む。作家、向井承子さんのお母さんが87才の時、重い骨粗しょう症で寝たり起きたりの状況の時、犬ゴン太が来た。お母さんは大の動物嫌いであったが、ゴン太が来た時、ゴン太は一目散に、お母さんのもとにありったけの喜びをもって行くと、あれ程動物嫌いであったお母さんは、一変にゴン太が好きになり、死ぬまでゴン太の名を呼び「犬とたわむれるように旅立った母」と向井さん述懐されていた程、まさしくゴン太は向井さん以上にお母さんを支え励ましていたのである。
私も、支えの必要な人の支えを少しでもしなければと示された。

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