春酣（たけなわ）.

今朝、朝食前に植木に水を遣る。じっくりと見る機会がなかったので、よく見ると、「牡丹」の蕾が大きくなっていた。「つつじ」も咲きそうに蕾が大きくなっている。「紫蘭」も一斉に背丈を伸ばし、あるものは蕾をつけていた。「鳴子ゆり」も美しい新芽も大きくなり、「すみれ」達も種類によって開花が終わったもの、今盛りのもの、これからのものと賑やかである。「もみじ」もこの間まで、赤子の手のちじこまつたような、姿であったが堂々とした葉っぱなっていた。２階のベランダを見ると、フリージャーはすでに盛りを過ぎていた。「こでまり」もここに来て一斉に咲きだした。この「こでまり」は、職場の近くにおいて大型ごみで捨てられていたものを拾ってきたものであるが、毎年、美しい花を見せてくれている。家内も生け花に使えるので重宝している。「絹さやえんどう」は植えるのが遅かったが濃いピンクの花を付けている。よく見ると鞘が出来ていた。１階の「ぼけ」は早い時期に咲いていたが、２階の「ぼけ」は今が盛りである。
午後、後任者と自転車で、職業安定所に行く途中「ツバメ」を初めて見たが、もう少し早く来ていたのだろう。今川の川面には桜の花びらいっぱい浮かんでいた。春酣である。