世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

ハイブリット渾沌忘年会

2008年12月27日 19時27分06秒 | Weblog
夏に出演した劇団の忘年会にお呼ばれした。
夏にやった公演は第4回公演で、私はこの劇団に出るのは初めてだったのだけど、
今日の忘年会は旗揚げ公演からかかわった出演者スタッフ全てに声をかけたらしく、しかも第4回公演で共演した人たちは帰省だったり金欠だったりインフルエンザだったりしてほとんど参加しておらず、なんかとてつもなく知らない人たちの中での忘年会だった。
しかし、
新宿のタイ料理屋でやったのだけど、
ここがめちゃくちゃおいしいとこで、
大人数だったからたくさんの種類の料理が食べれた。
ので、結果よかった。
あそこはいい店だ。また行きたい。
2次会で、隣り合った人は宗教学を仙台の大学院でやってる人で、
ある宗教団体にずっとついてフィールドワークしているそうだ。
いかにも研究者の卵らしい人で、
「気安く『どんなこと研究してるんですか?』なんて質問してくんじゃねえよそんなことお前に説明すんのには軽く2、3時間かかんだよそんでもいいのかよいいよじゃあ聞かせてやんよでもそのかわり今から俺とおめぇの勝負だかんなそこんとこわかってんのかいい加減なこと言いやがったら叩きつぶすぞこのド素人が」
という感じで、つばきを飛ばしながらたいへん熱心に語ってくれた。
私は、演劇も宗教みたいな側面がありますよねと言ったのだけど、「じゃあ逆に宗教みたいじゃないものってなに?」と返されてしまって、
そうか、と納得する反面、私は議論じゃなくてお話がしたいのだけどなあと思ってしまった。
会話を成り立たせることよりも、自分の主張を貫く、相手の矛盾をつく、
たぶん私に足りないものはこういうところなんじゃないかと思う。