帰省する。
12日(金)
遅番終わりに新幹線に乗る。
疲れていたがなぜか眠れず。
ぼうっとした頭のまま座っていた。
夜11時ごろ実家に着く。
3月に帰ったときより明らかに庭木が増え、
こんもりした印象。
飼い猫が恐れて近寄ってこない。
八重のひまわりというやつが花瓶に生けてあって気になる。
茹でたオクラなど食べる。
両親相手に散々ベトナムの話をする。
疲れていたが弟のカイジ読んでしまう。
3時ごろやっと寝る。
13日(土)
6時半起きる。
飼い猫すり寄ってくる。安堵。
弟を駅まで迎えに行く。
相変わらずの格好。が、開口一番それを言ってはいけないなあと思って思いとどまる。
新婚旅行で行ったイタリアの話など聞く。
やっぱピザがめっちゃうまかったそう。
母方の親戚の集まりへ。
海の近くなので海のものがたくさん出た。
海のものはおいしい。
海を見ながら食べる。
海は向こうが白くかすんで見えた。
今回は従兄弟の赤ちゃんがきていて、7ヶ月。
髪がくるんくるんで従兄弟のお兄ちゃんそっくり。
お嫁さんが始終縦にゆすっていた。
注目の的。ひ孫を見るおばあちゃんの顔を見る。
帰り、酔いにまかせて足にできていた魚の目を引きちぎる。
あれえというくらい血が出た。
ここは弟の車の中なので汚したら怒られるなあと思いながら
ティッシュをあてがいながら家に帰る。
14日(日)
午前中、刈谷市美術館に「安野光雅の絵本展」を見に行く。
ここは前、宇野亜喜良展をやっていて、それがすっごく良かったので
お気に入りにしていたところだ。
今回も新聞の広告で知った。
よかった。
ますます安野光雅が好きになる。
「きつねがひろったイソップものがたり」という絵本、今度手に入れよう。
イソップ物語の絵本を狐の子どもが拾って、
お父さん狐に読んでとせがむんだけど、お父さんは字が読めないので描いてある挿絵を手がかりに想像で聞かせていくという主旨。
すごくたのしい。
父方のおばあちゃんのお見舞いに行く。
もともと骨粗鬆症だったうえに腰を圧迫骨折してしまい、
なおかつ今まであった手の震えや目眩がパーキンソン病であると確定したため、入院している。
動けないでベットで寝ているおばあちゃんを見下ろしながらしゃべる。
パーキンソン病の薬は副作用で幻覚が見えるようになるらしく、
どんな感じかというと「色もついてるし、立体」なんだそう。
夜中におばさん(おばあちゃんにとっては娘)がそこにいるのを見たりするんだそう。
ドーパミンが増えるとそうなるのか。
おばあちゃんがいなくておじいちゃんはさぞ食事とか大変だろうと思っていたら、
意外にも「何でも作っている」とのこと。
おじいちゃんが作った田作りを食べさせてもらう。他に作るのはチャーハンとか。
「作るのはできるけど、一人分というのが難しい。結局多く作りすぎて2、3日同じものを食べることになる」と言っていた。
毎日、おばあちゃんに会いに病院にくる。えらい。
でもやっぱり病人の方は「こなくていい」と言っていた。
別れ際、おばあちゃんの痩せた腕を握って帰る。
やっぱり弱った腕は求肥の触感がした。
夕方帰る弟を駅まで送る母と別れ、おじいちゃんと父とで墓参りに行く。
墓の前で父が私とおじいちゃんを写真におさめる。
出来上がったのを見ると私はおばあちゃんそっくりなのだった。
だからその写真はまるで夫婦で写ってるみたいなのだった。
そこにいるのは私なんだけど、はるか私が生まれる以前の写真を見ているような気分になった。
まあ、本当はおばあちゃんの方が私よりきれいだったけどね。
車中、おじいちゃんが「夏は道路がちんちんになるから朝しか動けない」と言っていた。
久々に聞く、熱いの意。
かわいくて好きな言い回しだが、さすがにちょっと使うのためらうなあ。
ちんちんで飲めないよ、とか。
15日(月)
母と「コクリコ坂から」を見に行く。
すごくおもしろく見た。文句なし。
やったね、吾朗ちゃん。諦めず2作目作ってよかったね。
嫌なところがない、気持ちのいい映画。
こういう風ならアリエッティの監督の人も2作目はおもしろいかもね。
がんばれ。
帰り道、母に目に見えるピンクの花をキョウチクトウかサルスベリか2択問題を出されながら進む。
そのせいかどうか、母は愛車を柱にぶつけた。
夕方、父母とひつまぶしを食べに行く。
初ひつまぶし。
薬味を入れて食べる食べ方が一番好きだった。わさびを多めに入れるの。
うなぎは香ばしく、おいしかった。話題性のある食べ物ではある。
うなぎを食べながら父と母は庭木のことばかり話していた。
膨れた腹をかかえて新幹線に乗り、帰ってきた。
12日(金)
遅番終わりに新幹線に乗る。
疲れていたがなぜか眠れず。
ぼうっとした頭のまま座っていた。
夜11時ごろ実家に着く。
3月に帰ったときより明らかに庭木が増え、
こんもりした印象。
飼い猫が恐れて近寄ってこない。
八重のひまわりというやつが花瓶に生けてあって気になる。
茹でたオクラなど食べる。
両親相手に散々ベトナムの話をする。
疲れていたが弟のカイジ読んでしまう。
3時ごろやっと寝る。
13日(土)
6時半起きる。
飼い猫すり寄ってくる。安堵。
弟を駅まで迎えに行く。
相変わらずの格好。が、開口一番それを言ってはいけないなあと思って思いとどまる。
新婚旅行で行ったイタリアの話など聞く。
やっぱピザがめっちゃうまかったそう。
母方の親戚の集まりへ。
海の近くなので海のものがたくさん出た。
海のものはおいしい。
海を見ながら食べる。
海は向こうが白くかすんで見えた。
今回は従兄弟の赤ちゃんがきていて、7ヶ月。
髪がくるんくるんで従兄弟のお兄ちゃんそっくり。
お嫁さんが始終縦にゆすっていた。
注目の的。ひ孫を見るおばあちゃんの顔を見る。
帰り、酔いにまかせて足にできていた魚の目を引きちぎる。
あれえというくらい血が出た。
ここは弟の車の中なので汚したら怒られるなあと思いながら
ティッシュをあてがいながら家に帰る。
14日(日)
午前中、刈谷市美術館に「安野光雅の絵本展」を見に行く。
ここは前、宇野亜喜良展をやっていて、それがすっごく良かったので
お気に入りにしていたところだ。
今回も新聞の広告で知った。
よかった。
ますます安野光雅が好きになる。
「きつねがひろったイソップものがたり」という絵本、今度手に入れよう。
イソップ物語の絵本を狐の子どもが拾って、
お父さん狐に読んでとせがむんだけど、お父さんは字が読めないので描いてある挿絵を手がかりに想像で聞かせていくという主旨。
すごくたのしい。
父方のおばあちゃんのお見舞いに行く。
もともと骨粗鬆症だったうえに腰を圧迫骨折してしまい、
なおかつ今まであった手の震えや目眩がパーキンソン病であると確定したため、入院している。
動けないでベットで寝ているおばあちゃんを見下ろしながらしゃべる。
パーキンソン病の薬は副作用で幻覚が見えるようになるらしく、
どんな感じかというと「色もついてるし、立体」なんだそう。
夜中におばさん(おばあちゃんにとっては娘)がそこにいるのを見たりするんだそう。
ドーパミンが増えるとそうなるのか。
おばあちゃんがいなくておじいちゃんはさぞ食事とか大変だろうと思っていたら、
意外にも「何でも作っている」とのこと。
おじいちゃんが作った田作りを食べさせてもらう。他に作るのはチャーハンとか。
「作るのはできるけど、一人分というのが難しい。結局多く作りすぎて2、3日同じものを食べることになる」と言っていた。
毎日、おばあちゃんに会いに病院にくる。えらい。
でもやっぱり病人の方は「こなくていい」と言っていた。
別れ際、おばあちゃんの痩せた腕を握って帰る。
やっぱり弱った腕は求肥の触感がした。
夕方帰る弟を駅まで送る母と別れ、おじいちゃんと父とで墓参りに行く。
墓の前で父が私とおじいちゃんを写真におさめる。
出来上がったのを見ると私はおばあちゃんそっくりなのだった。
だからその写真はまるで夫婦で写ってるみたいなのだった。
そこにいるのは私なんだけど、はるか私が生まれる以前の写真を見ているような気分になった。
まあ、本当はおばあちゃんの方が私よりきれいだったけどね。
車中、おじいちゃんが「夏は道路がちんちんになるから朝しか動けない」と言っていた。
久々に聞く、熱いの意。
かわいくて好きな言い回しだが、さすがにちょっと使うのためらうなあ。
ちんちんで飲めないよ、とか。
15日(月)
母と「コクリコ坂から」を見に行く。
すごくおもしろく見た。文句なし。
やったね、吾朗ちゃん。諦めず2作目作ってよかったね。
嫌なところがない、気持ちのいい映画。
こういう風ならアリエッティの監督の人も2作目はおもしろいかもね。
がんばれ。
帰り道、母に目に見えるピンクの花をキョウチクトウかサルスベリか2択問題を出されながら進む。
そのせいかどうか、母は愛車を柱にぶつけた。
夕方、父母とひつまぶしを食べに行く。
初ひつまぶし。
薬味を入れて食べる食べ方が一番好きだった。わさびを多めに入れるの。
うなぎは香ばしく、おいしかった。話題性のある食べ物ではある。
うなぎを食べながら父と母は庭木のことばかり話していた。
膨れた腹をかかえて新幹線に乗り、帰ってきた。