花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

コウライテンナンショウ(高麗天南星)

2008年06月10日 | 山野草

コウライテンナンショウ(サトイモ科)は、今の時期、山地や林内でよく見られます。暗い所で見ると異様な姿にドキッとします。茎にまだら模様があり、花の形が舌を出した蝮の姿に似ていることからマムシグサとも呼ばれています。

こちらは葉が斑入りのものです。花のように見えるのは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、その中に肉穂花序(にくすいかじょ)があります。仏炎苞は淡緑色から黒紫色と多様です。トウモロコシ状の果実は最初は緑色ですが、秋には赤く熟します。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (チーコ)
2008-06-10 09:03:48
hanasanpoさん、
最初ウラシマソウがこれから色づくのかと思いました。
花弁が1枚ですね。とても珍しく見せていただきました。
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チーコさんへ (花散歩)
2008-06-10 18:08:58
こんにちは。
コウライテンナンショウは、ウラシマソウの仲間ですね。残念ながら、私はウラシマソウを見たことがありません。
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個性的な花 (henao&henako)
2008-06-10 18:41:15
hanasanpoさん、今晩は。
マムシグサっていう方が、馴染みがありますね。
ブログを初めてから知った花ですが、花や茎全てが
個性的なで、お気に入りの花です。
でも蛇のマムシには、会いたくないですね。
(へな爺)
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henao&henakoさんへ (花散歩)
2008-06-10 22:46:56
今晩は。
マムシグサ、こちらではよく見かけますよ。
独特な形の花なので、1度見たら忘れられませんね。
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