二男から
“みつ江おばあちゃんの写真を送ってほしい” と 電話が入った
“家族の写っている写真もな!” と 言う
義母と一緒に写っているこの写真が
一番に 頭に浮かんだ
家族が写っている写真といえば
こんな写真もあったな!
優しい微笑みの義母
これもいいな!
服はすべて手作りしていた義母
それらの服から お気に入りの香水が ほのかに香っていた
有馬の瑞宝寺の紅葉を見に行った
この写真を とても喜んでくれた義母
“あ~ いい**写真ができたわ” なんて言っていたよね!
東京に越してからも 時々訪れて来てくれた義母
“ここの柿は とってもおいしいよ” と言って
それはそれはおいしそうに 熟し柿を食べていた姿が忘れられない
この写真が 我が家に来た最後だった
<従兄同士を結ぶのは おばあちゃんの役目>
ということも教えてくれた義母だった
私・・・ しっかり実践していますよ!
二男が何故 おばあちゃんの写真を送ってほしいのかというと
自分が中華料理の道に進んだルーツは “おばあちゃんの味にあり” と言うことを説明するためのようだ
今の自分があるのは 四川や香港で中華料理を学ばせてもらったお陰だとも言う
その感謝の気持ちで 2008年の四川大地震の時 自ら赴き 学用品や義援金を届けに行ったことが
中国の新聞や神戸の新聞で報道されたことがある
民間友好大使(?)として また取り上げられるようだ
明日 店に取材が来るそうだ
義母の作る満州仕込みの水餃子や肉まんは それはそれはおいしいものだった
孫がその味を受け継ぎ 義母は さぞかし嬉しいことだろう
父が吟じていた
♬ 豹は死して皮を残す・・・人は死して名を残す♬ が頭をよぎる
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます