悲喜こもごも

いよいよ　師走

普段は　“隣は何をする人ぞ”　というような近所づきあいだけど

地域一斉掃除で　久しぶりに顔を合わせる

 

 

“あなた　最近お見かけしないけど・・・海外旅行にでも行っていたの？”

　近所のことはお互いに　なにも分からない

 

 

２～３日前

お隣さんが　老人施設に入られたことも　全然知らなかった

夏は元気だったのに・・・

 

 

 

４０数年前に開発された新興住宅地なので　老齢化が進み

入院している人　施設に入った人　

伴侶を亡くして一人暮らしの人などが増えてきた

 

 

“あと１０年したら　私もあんなになるのかと思ったら寂しいわ”

“私はあと５年やで　１０年もあったら　まだええやん！”

“子どもがおっても　面倒は見てもらわれへんし　寂しいもんやね～”

“まあ　元気なうちに好きなことして　楽しんどかんとな！”　など・・・立ち話

 

それから３０分後　

ご近所のおじ様が　ピンポ～ンと　暮れのご挨拶に来られた

“今月は私の誕生日だから　３人で一緒にお食事に行きましょう　　私がご馳走しますから”　と

この十二月で　８７歳になられるおじ様

私も　この方のように　元気で楽しい老後を送りたいものだわ

 

残された人生あと１０年と換算して

その十分の一　仕事ができたとしたら　すばらしいことだよね

　もしかして　　“お・し・ご・と”　は元気でいられる源になるかも・・・

この歳で仕事ができるということは　ありがたいことだよね

　感謝して　頑張らなくちゃいけないな！！