水仙が 一輪だけ開き ほのかに香っている
白い花弁の中 金色のさかずきに似た
黄色の副冠が美しい
中国では 水仙のことを<金盞銀台>とも言う
銀色の台の上に 金色のさかずきがのっているように見えるからだって
白いはかまを 少しづつ少しづつ脱いで
頭をもたげる蕾
開花を待つ蕾が あと数個
鮮やかな緑の葉は 力強く天に向かって・・・
どこまでも意思を通す
裏側から見る水仙にも 趣がある
湖に映った自分の美しい顔にみとれ
そのまま湖に沈んで溺れ死に
水仙に化したという “ナルシス”
そんなところから
花言葉は “自己愛” “うぬぼれ”
すくっと立った一茎から つぎつぎと花を咲かせ
根元を乱さない 身だしなみのよさ
香りよし 姿よし 私の大好きな花
別名は 雪中花 ともいわれる
雪の中で咲く姿は
苦しい時でも 自力で生き抜く逞しさが感じられる
昨夜から降り出した雪
今朝は 真っ白
西の空には満月 はっとする光景だった
今日は 琴のおけいこ
30分ほど 歩いて行かなければならないな
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