つないでもときどきぼくがわからない空のことばをきみは使うね
坂本樹
使用済み空色の下まっすぐなながいながいキスにためらう
杉山理紀
君の目が流れる雲を追いはじめ椅子を使った遊びを終える
水口涼子
一年を使い終えたる一冊の手帳の重さあるいは軽さ
内田かおり
作られた感じのする作品が多かった気がしました。
よく使われる言葉だけに、お題にだされると自然な感じが出しにくくなるのかも。
そのなかで、ふんわりといい雰囲気をもっているなぁと感じた作品群です。
「天使」で詠まれた人、多かったです。逆に難しい気もしますが。
性描写を感じさせる作品が通常よりも見受けらたような・・・？意外。
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