舞岡公園の花たちのアップがまだ残っていますが、今日撮ってきた鎌倉・光則寺の春の花を先にご紹介します。
先週訪れたときは門前のソメイヨシノがほぼ満開、境内のカイドウ(海棠)は1~2分咲きでした。
1週間経った今日、3日前に満開を迎えてしまったというカイドウは、昨日の雨に持ちこたえてくれて、まだ十分綺麗でした。
ボタン科ボタン属、関東以西の本州、四国、九州の落葉広葉樹林下に生える多年草です。
茎先に1個、大き目の一重の花を咲かせます。(一般的な芍薬の花よりは2~3まわり程小さめですが、山で出会ったらきっと大きな花だと感じるのではないでしょうか)
今年も蕾をたくさんつけ、一輪だけ少し開き始めていました。
今週中ごろには咲き揃うのではないかと思います。
「ユキザサ(雪笹)」 ユリ科ユキザサ属
名は、花を雪に、葉をササに見立てたことに由来します。
日本全国の山地に林中に生える多年草で、高さ20~70cm。
茎先に白い花を多数咲かせます。花後につける球形の果実は赤く熟しますが、この果実をアズキに見立てた「アズキナ」という別名もあります。
今日はまだ花は開いていませんでしたが、思いがけず蕾が上がっていたことが嬉しくて撮りました。
「タイワントキワアジサイ(台湾常葉紫陽花)」の装飾花が開きました。
常緑で茎は暗紫色、白い装飾花との組み合わせは目を惹きます。
4月にアジサイ・・・?と思うほど超早咲きで、花期も長い品種です。
ガクウツギ系で「ナガバコンテリギ」の別名もあります。
境内を見下ろせる土牢の前に「ムラサキケマン」の群落がありました。
花の盛りは少し過ぎていましたが、盛り上がった土の上に薄紫色の花がたくさん咲いている様は見事でした。
今日ご紹介した花のほかに、クロロウバイ、スミレ、ハナイカダ、エビネ、イカリソウ、、などなど、境内にはまだまだたくさんの花が出番を待って準備中、週末ごとの撮影が楽しみです。
( 2012年4月15日撮影 鎌倉・光則寺 )
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