先週の土曜日、地震があったため鎌倉行きを見合わせて、近くの市民の森へ、小さな春の花を探しに行ってきました。
住宅街から10分程度のところにある谷戸、瀬上市民の森は、息子たちが幼い頃にザリガニを釣ったり、沢蟹を捕まえたり、クレソンを摘んだり、、、自然がそのまま残ったところでした。
その後、整備などでクレソンの生えていた場所は無くなり、沢蟹の姿は稀にしか見られなくなりましたが、それでもカワセミの姿を見ることができたりする、貴重な場所です。
土曜に行ったときは、散策路が山影になっているため野の花を見ることはできず、水溜りには厚い氷が張っていて、冬真っ只中の感じでした。
散策路途中にある体験学習のための「なかよしたんぼ」、春から夏にかけ、様々な小さな野草が可憐な花を咲かせる場所なのですが、今はまだ…
その代わりに、立ち入り禁止のロープを結んである杭に奇妙なキノコのようなものがくっついていました。
幅1cmほどの短い毛が生えた猫の手に似ています。なんでしょうか。。
( 2012年1月28日 横浜・瀬上市民の森 )
ですから、キノコやシダ類まで興味の範囲が広がるにはあと10年はかかると思っていますが、
これは生えたばかりの「スエヒロタケ」だと思います。
「写真」の世界よりも「植物」の世界にのめり込んでしまっていますから、真冬でも外で木々の冬芽を探しています。
いつまで撮り続けられるかわからないので、取り集めた画像から何か一つでも植物の不思議が解ければ…と。
「スエヒロタケ」、早速検索をしてみましたら、
世界でもっとも一般的なキノコだとのこと。
こんな面白い形のキノコに今まで気付けなかったとは…
これも、春の野の花の開花が遅れていたお陰でしょうね(笑)
>7年目にしてやっと撮り始めました
イネとカヤツリグサ、キノコとシダ類、入ってしまったら出られなくなるジャンルでは?
でも、植物の世界にどっぷりと嵌っておられる、林の子さんならではの次のステップですね。
私はまだまだ花の世界で右往左往していますので、
これからも“困ったときの林の子さん”を頼りにさせていただこうと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。