Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

コバノタツナミ、シラン、ニョイスミレほか   鎌倉・光則寺

2015-05-12 21:20:22 | 鎌倉

5/4に撮影をした光則寺の花たち、今日で最後のアップです。
お付き合いくださり、ありがとうございました。

        
     
   コバノタツナミ(小葉の立浪)   シソ科の多年草
   一般的に見られるのは、1枚目の淡紫色ですが、光則寺の境内は白花の方がたくさん咲いています。

      
   シラユキゲシ (白雪芥子)の群生

         
        
      
   シラン(紫蘭)   ラン科の多年草
   よく見られるのは紅紫色の種類ですが、最近は白色のものも多く見られるようになりました。
   白色でもわずかに紫色を帯びているものもあり、比べながら見るのも面白いです。
   いつも参考にしている『山と渓谷社・日本の野草』では、花の部分を下記のように書かれています。   
   ガク片と側弁花は平開し、狭楕円形で先端はとがる。
   唇弁はくさび状倒卵形で3裂し、中裂弁は円形でふちは波状となる。

   説明に従いながら、花の構造をみるのも興味深く楽しいです。

       
   ツルカノコソウの綿毛です。
   綿毛の直径は5ミリほどだったでしょうか…綿毛の面白い構造に嵌ってしまいました。

         
       
   ニョイスミレ(如意菫)
   シラユキゲシが群生をしている斜面の下で咲いていました。
   注意をしながら境内を歩くと、あちらこちらで見ることができました。
   花は白色で1センチ程度と小ぶり。唇弁に紫色の筋が入っています。
   
      
   カラスビシャク   サトイモ科ハンゲ属
   畑の雑草として普通に見られる多年草ですが、注意をしてみていないと、見逃してしまいます。
   仏炎苞は緑色で、長さ5~7センチです。

      
   オオハンゲ   
   カラスビシャクと同じ、サトイモ科ハンゲ属の多年草です。
   仏炎苞は長さ5~12センチで、中心から鞭のような中軸が直立します。
   カラスビシャクに似ていますが、全体的に大形です。
         山門前は新緑に囲まれていますが、境内では様々な花が咲いていました。

                                            ( 撮影日:2015年5月4日 )  


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