オオバタケシマランは昨年撮ることができましたが、
タケシマランは見つけることができず今年こそは…と、撮りたい花の一つでした。
思いのほか日差しが強く、木陰のない場所の木道ではじっくり探すことができませんでした。
とりあえず涼を求めて風穴へと向かいました。
昨年は雨が降っていて風穴傍のミツバオウレンをしっかり撮れなかったので、
まずは、、、とカメラを向けた先に、小さな小さな花のようなものが葉の脇からぶら下がっていました。
なんとそれがタケシマラン♪
3日続けて200枚近く撮影、セレクトはしたのですが結局20枚のアップになってしまいました(^^;
同じような画像ですが、ご覧いただければうれしいです。
タケシマラン(竹縞蘭)
ユリ科タケシマラン属
深山の針葉樹林帯に生える多年草で、草丈20~50センチなるそうですが、
風穴傍に生えていたのは20~30センチ程度だったように思います。
葉の脇から花茎を出し、5~6ミリの淡赤褐色の小さな花をつけます。
花もよく見ると、中心は淡赤褐色ですが、花弁の先は淡緑色で反り返っていました。
図鑑などの写真では花の大きさが想像できなかったので、あまりの小ささにびっくりの出会いでした。
オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)
ユリ科タケシマラン属
深山の林下や谷すじなどに生える多年草です。
自然園では木道脇のいたるところで見ることができました。
草丈は50~100センチと大きく、2~3本に枝分かれします。
花茎は葉の裏を這うように中心まで行き、葉の中心からぶら下がるように下向きに伸ばし、花を1個つけます。
どうしてタケシマランのように葉の脇から下にぶら下がらないのか、、、不思議な花です。
花は中心がわずかに淡い褐色を帯び、全体的には緑白色の広い鐘形で先は反り返っています。
風が吹くと葉も花も揺れ、風情があります♪♪
( 撮影日:2018年7月16、17日 )
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