先日「舞岡公園・夏の花(2)」でご紹介したアゼナですが、
林の子さんから「タケトアゼナかもしれませんね」と言うコメントをいただきました。
舞岡公園で出していた冊子に「アゼナ」と紹介されていたため、
何の疑いも持たずアゼナとしたのですが、
やはりきちんと確認をしなければと反省でした。
私にはアゼナとタケトアゼナの区別がなかなか難しくて、
来年の宿題にしていたのですが・・・
昨日ちょうど時間が取れたので、もう一度舞岡公園に行ってきました。
ただ、知識の事前準備も漠然としたまま、
取り敢えず同じ場所に生えていたのを撮影してきてしまい、
またまた反省・・・なのですが、私なりに区別をしたところ、
前回、今回撮影したのは「タケトアゼナ」だという結果になりました。
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まず区別の根拠は2点
①葉
アゼナ→卵形だが、基部はくさび型、鋸歯はなく全縁
タケトアゼナ→卵形で基部は丸い、鋸歯は浅いが確認できる
②雄しべ
アゼナ→先端は淡い黄色
タケトアゼナ→先端は白い
花の形状や色については個体差があると考え、区別の項目に入れませんでした
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結果的に私が撮ったものは全てタケトアゼナ(北アメリカ原産の帰化植物)となりましたが、
もしかすると撮影をしなかったものの中にアゼナがあったかもしれません。
(100ミリマクロレンズでの撮影のため、葉の鋸歯が判別しにくかったのですが、
画像を拡大して私なりに鋸歯を確認しました)
鋸歯が確認しやすかったです
もっともタケトアゼナらしい形と紫の斑紋
↑の画像の花の部分を拡大しました
雄しべの先端が白いのが分かると思います
何となく鋸歯が見えると思います
前回に比べ、まわりの雑草が茂っていて株毎に確認ができなかったこと、
暑すぎて葉などの観察ができなかったのが残念でした
やはり来年の宿題に・・・