日にちが経ってしまいましたが、日光・霧降高原/キスゲ平で撮った花たちを数回に分けてご紹介します。
撮影をした順番にアップをしていますので何度も同じ花が出てくると思いますが、霧の中で咲く高原の花たちを楽しんでいただければ幸いです。
標高1300~1600mに広がるキスゲ平、名の通りニッコウキスゲの群落を見ることができることで知られています。
今年のニッコウキスゲの見頃は6/28~7月初旬だったようで、私が行った6/21は咲き初め。。
また他の花もちょうど端境期だったのか、蕾だったり、すでに咲き終わっていたり、、、それでも霧の中の花や風景は十分楽しむことができました。
ニッコウキスゲ ヒヨドリバナ ニッコウキスゲ
【 ニッコウキスゲ(日光黄菅) 】
高さ60~80cmの花茎の先に数個の蕾をつけ、次々に開花をします。
1日花とされてきましたが、開花してからそのまま咲き続け、翌日の午後から夕方くらいにかけてしぼ
む2日花だそうです。
【 ヒヨドリバナ 】
ほとんどの株がつぼみをつけた状態で、開花したのは見ることができませんでした。
秋の七草のフジバカマの仲間で、ヒヨドリの鳴く頃花が咲くのでついた名だそうです。
葉が4枚輪生するものをヨツバヒヨドリといいますが、もしかするとヒヨドリバナとした左側のが
そうかもしれません。
オオナルコユリ ニッコウキスゲ
【 オオナルコユリ(大鳴子百合) 】
ナルコユリを大きくした印象。
花も3cmくらいあり、見つけたときの第一声は「でかっ!」でした。
ハルカラマツ
【 ハルカラマツ(春唐松) 】
今回ニッコウキスゲよりも多く撮った花です。
茎の先に白い花をたくさんつけますが、花弁はなくガク片も早く落ちてしまい、白い雄しべが花のよう
に見えます。
霧を纏い、重そうに頭を垂れた花姿はなんともいえない風情でした。
( 撮影日:2015年6月21日 )