連休前半の29日、久しぶりの撮影で訪れた鎌倉・光則寺では、早くもヤマアジサイ「奥多摩コアジサイ」が咲き始めていました。
例年、光則寺では5月半ば頃に咲き始めるのですが、今年はちょっと早めです。
この花が咲き始めると、ウツギ系のヤマアジサイが次々と咲き、ヤマアジサイの季節の到来です。
今日(5/4)、やはり気になる「奥多摩コアジサイ」の様子を見に、いざ光則寺!!
1週間前に咲き始めていた枝のは、しっかり咲き進んでいました。
「奥多摩コアジサイ」はコアジサイとガクウツギの自然交雑種とされています。
両性花はコアジサイに比べ、少し散漫な付き方のように感じますが、ウツギ系独特な細めの葉と、淡いブルーに見える両性花は何とも言えない雰囲気を持っています。
秩父から来た「コアジサイ」、あと数日で両性花が開くところまで来ています。
奥多摩コアジサイとは違い、葉が柔らかく丸みを帯びています。
以前、箱根や霧降高原で自生をしているコアジサイを見てきましたが、林下の木漏れ日の下で咲く様子は、楚々としてほんとうにかわいい花です。
こちらも「コアジサイ」です。
コアジサイというヤマアジサイがあると言うことを知り、ここから自生をしている姿を見に行くきっかけになった株です。
コアジサイの魅力はかわいい花(両性花)だけでなく、透明感のある薄紫の花茎の美しさでもあると私は思っています。