2008年11月30日に撮影をした「ボダイジュ(菩提樹)」の果実です。
果実の柄についているヘラ形の葉のようなものは“葉状の苞(ほう)”です。
この面白い形をした果実のもと“花”を見たいと思いながら、なかなかその機会がありませんでした。
先日偶然ネットでこのボダイジュの花が咲いていることを知り、鎌倉・扇ガ谷の浄光明寺(じょうこうみょうじ)に行ってきました。
時期が少し遅かったのと、前日の雨で、花の状態はイマイチでしたが、それでも十分撮影を楽しむことができました♪
「ボダイジュ(菩提樹)」はシナノキ科の落葉低木、お寺の境内などによく植えられ、高さ約15mになります。
ヘラ形の葉状の苞の途中からぶら下がった花序は淡黄色で、花弁とガク片はそれぞれ5個あります。
6月ごろ、香りのよい花を咲かせます。でも、高い場所に咲いているので、香りを確認することはできませんでした。
少し奥まったところにあり、たくさんの人が訪れるというお寺ではありませんが、知る人ぞ知る浄光明寺さん。境内には四季を通して様々な花が静かに咲いています。
今は、ボダイジュのほかに、カシワバアジサイ、アジサイ、ハナショウブ、タイサンボクなどを見ることができます。
( 2012年6月17日撮影 鎌倉・浄光明寺 )
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