もう少し光則寺さんのヤマアジサイにお付き合いください。
「筒井童子(つついどうじ)」 「紫紅梅(しこうばい)」
「宵の星(よいのほし)」 「阿波紫紅(あわしこう)」
*“宵の星”はヤマアジサイではなく、園芸種です
(四季咲きヒメアジサイ」 「日向紺青(ひゅうがこんじょう)」
「清澄(きよすみ)」 千葉県清澄山産
何度も登場させていますが、やはりクレナイと並び、光則寺さんのヤマアジサイの代表格で、たぶん鉢数も一番多い「清澄」です。
昨年までは「清澄沢(きよすみさわ)」と表示をしていましたが、正しくは「清澄沢アジサイ」(“サワアジサイ”とはヤマアジサイの別の呼び方です)という指摘をいただきましたので「清澄」と改めました。
装飾花の白を縁取る紅色がはっきりしているのが特徴です。
これから開く(現在はたぶんもう開いていると思うのですが…)両性花の白とガク片のホンノリ紅色を帯びているのがとても可愛らしい姿です。
今年は木陰で少し開花の時期をずらせたので、半月ほど遅れての登場となりました。
土のせいか、今年はピンクっぽい印象です。昨年の画像を確認をしたのですが、今年ほどではありませんがやはりピンク色が入っていました。来年はどうなるでしょうか…楽しみです♪
光則寺さんにはこのほかに昨年秩父から仲間入りをしたコアジサイがあり、装飾花が無く両性花のみの姿はどれも一緒なのですが、微妙に葉の艶や厚み、形、また、両性花の形が違っているように思います。
ただ、生育環境によって変化をしますので一概には言えませんが、2年前に行った箱根・神山では上記のような違いのある株がありましたので、株それぞれに個性を持っているのではないかと感じています。
( 2012年6月9日撮影 鎌倉・光則寺 )
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