浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

関電の火力は260万kW停止中

2012-08-17 21:33:58 | 原発
今でも十分暑いと思うが、関電の供給力削減は著しいな。

今日の需給が90%超、というのも、意図的に作り出したに過ぎない。


全然90%以上の日が生じないと、事後的に検証された時見栄えが悪いもんね(笑)。
供給の実数ではなく、単に予備率で見る場合もあるから、そうした時の為の伏線だな。


けど、本日は260万kW分の火力が停止(15万kWは出力抑制)。
原発稼働以上に、停止が多い。


で、明日は更に停止させるつもりらしい。

この真夏に?
どうしてかって?


燃料費節約の為、だな。
その停止出力は、何と329万kWだ。
あくまで自社停止分だけど。
他にも、他社火力(事前には共同火力などとしてほぼ自社同様にカウントされていた分だろう)と出力抑制が68万kWなので、合計すると397万kW分の火力が削減された、ということである。



でね、関電は揚水発電は出力不足だと言って、400万を上回らないように意図的に抑制しているんですと。大幅に揚水を削減、と。そりゃまあ、これだけ火力を削るわけだから、揚水の出番なんて、殆ど必要ないわな。


卑怯者の証明だ。


彼らは、事前説明でもウソを言い続けた。
国民を騙すつもりで、意図的に正確な説明をしないようにした。


それを主導したのは、勿論民主党政権、野田総理だ。
後ろで糸を引いたのは、霞が関だ。経産省とエネ庁だ。


原発狂どもが、必死で「電力足りない論」を続けねばならないからこそ、関電の火力は400万kWくらいまで削減された、ということさ。

原発の236万kWは、必要なかった。


橋下市長は「取引」で再稼働容認と言った人間なので、決して信用できない。
数字の上では、足りている、ということを橋下は認識した上で、原発派に貸しを作って自分の勢力拡大に役立てようとしたのだ。


嘉田滋賀県知事は、そうとは知らず、最後まで再稼働反対で頑張り続けた。
橋下さんは、そういう関西連合の仲間を売った、ということである。橋下流の計算術だ。


関電は信用ならない会社である。
経産省、エネ庁と一緒になって、国民を欺いたのだ。


全ては、自己利益の為である。