ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

不思議なこと

2014-11-17 22:15:48 | ちょっとした話
そう言えば、なんか変だなと思いながら
さらっと見過ごしてしまっていたが、きょうになって思い返してみると
ちょっと怖いような気がする。

土曜日に乳岩の帰りにまぼろしの滝の入り口を確認しに行った時、
私とおばばは車を降りてからそれぞれ別方向にガードレール沿いに探した。
おばばが「こっちにある」
と言うので「ちょっと待ってー」
と言いながら走って行ったのだが(ダムは満水で、落ちたら危険だったので)
おばばは返事をするものの全く待とうとせず、
どんどん降りて行ってしまう。
「危ない!待ってっ。」
と言っても「うん」
と言いながらずんずん行く。
やっと追い付いて服を引っ張って止めた。
それでも前へ行こうとする。
その時、(なんでこんなに前へ出たがるんだろう)
と思った。
おばばの進んで行こうとする目の前には流木の溜まった上に木の葉などが落ち
いかにも地面が続いているように見えたので
「そこ、地面があるように見えるけど、違うでねっ。もうダメっ。」
腕を引っ張りながら強い口調で言うと、おばばはやっと足を止めた。

ダムは満水である。
おばばは水が大嫌いである。
普段なら、怖がって絶対に近づかない。
なんかおかしいと思いながら今まで気づかなかった。

多分、あの時と同じ状況になったのではないだろうか。
風切山の林道で「止まろうと思うのに足が勝手にドンドン前へ進んで、そのうち
意識がなくなって・・気がついたら車の中だった」
という。
あの時は車があるところまで降りて来て、もう安心と目を離した隙に
おばばが顔じゅう血だらけでぶっ倒れていた。


今回、すぐに追いかけなかったらダムにはまって溺れていたかもしれないと思うと
ゾッとする。
山を歩いていた時は、歩くのがとてもゆっくりだったのに
ありえない早さでダム湖に降りて行った。

弟にも言っておかなければ。
時々おじじとおばばを連れて百間滝方面へ水汲みに出掛けるらしいので。
(脳外科では検査を受けているので脳に異常はないようだ)