走る仲間のラストランにお付き合いした。78歳になる彼の40数年のランニングに区切りをつける大会だ。加齢とともに制限時間をクリアーするのが厳しくなり、ランニングそのものも激しいスポーツであることを考えて、今日の大会を最後のレースに選んだ。大勢の仲間がお祝のラストランに参加し、快晴の多摩川べりを快走した。大会主催者の配慮で、スタート前の招待選手紹介の折に彼も紹介してくれた。思いがけない心配りに彼の喜びも一入だった。我々の仲間もこれから走れなくなるメンバーが多くなる。彼らに居心地の良い場を提供するのは、後から続く人の役目だ。今日は主役と共に良い一日を過ごした。
スタンドの上に広がる空に一点の雲も無い 大勢のランナーが健脚を競った