年度末

今日で２８年度は終わるが、年度末に幾つか面倒な作業がある。一度出したら組織が変わらない限り提出を免除してほしい書類も、行政の手続きは相変わらずだ。自分たちに都合の悪い書類は破棄しても責任を感じず、いつも通りの書類が無いと厳しく要求する役所のおかしな仕組みは理解できない。一つ一つ変えてくのは至難の業だが、変えない限り気持ちよく生活することは出来ない。今日の朝刊に知り合いの異動が載っていた。ささやかな慰労会を開きたい。今日一日こまごまとした作業に手が取られた。

今季初撮りのヒレンジャク

夕陽に染まっていた

公園のソメイヨシノは三分咲き

宿題

午前中に用事を済ませて、午後遅く北の公園に出かけた。今季は諦めていたヒレンジャクが１羽いると聞いていたが、この時間まで居てくれるかどうか着くまで不安だった。駐車場で帰り支度をしているカメラマンが、「まだいるよ」と教えてくれて一安心。残り少ないヤドリギの実を啄んでいるヒレンジャクを観た時は、やり残した宿題をし終えた気持ちになった。そろそろ渡りの時期だが、仲間と合流できれるように願って暗くなってきた公園を後にした。今日は４月上旬の陽気で公園の中の風も気持ちが良かった。

ヤドリギの実は残り少ない

首を伸ばして届く場所の実を啄む

飛び出しも・・・

公園で

公園の中心に市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と倉稲魂命(うかのみたまのみこと)が祭神として祀られている神社がある。財運を高め五穀豊穣・商売繁盛の神様との事だ。この公園に今季初見のイカルが群れていた。およそ５０羽が落ち葉の中から種を拾って食べていた。中にコイカルが居ると聞いていたが、残念だが今日は観られなかった。桜の蕾は細く開けた扉から外の様子を伺い、周りの里山は柔らかいピンクに縁どられていた。この公園も来週辺りは賑わいそうだ。

イカルの群れ　賑やかに落ち葉をほじっていた

見張り？のイカル

忖度

「忖」も「度」も、はかる意、他人の心中をおしはかること（広辞苑）。最近の国会で飛び交うこの用語が政権を追い詰めている。首相夫人に関して言い訳をすればするほど疑問がわき、８億円も負けてやる近畿財務局の言い訳も、聞けば聞くほどおかしいと思うのが普通の感覚だ。最近はニュースを見ながら食事をすると、お腹の調子が悪くなる。
このような政治屋や役人は絶滅種にしたい。鳥撮りに行く時間が少ない私の気持ちを忖度してくれる野鳥はいないか・・・。

先日の葦原にいたベニマシコのメス

ベニマシコのオス

寒波

季節外れの寒波が押し寄せてきたと言っていたが、朝の雨は霙混じりの冷たさだった。
周囲の木々はこの寒さの中でも赤い芽を膨らませ、エナガは目の前で巣材運びに忙しい。人間だけが首をすくめて寒さを凌いでいる。午前の時間は歯医者で、夕方からの会議資料の準備で午後は終わった。これから当分の間写真展の準備で、用事は入れないようにしたいが、皮肉にもそのような時に手のかかることが起こる。上手くいかない。

寒桜の花に群がるニュウナイスズメ

桜の花をもぎ取り根元の蜜を吸う

吸った花はポイ捨て