元さんの日々是好日

日々感じたことを徒然なるままに。

61年ぶり

2023-08-31 22:36:52 | 日記・エッセイ・コラム
そごう西武デパートの労働組合が、大手デパートとしては実に61年ぶりにストライキを行った。アメリカやヨーロッパでは当たり前の労働者の権利行使が、日本ではかなり疎んじられる行為として捉えられてる。江戸時代からのDNAなのか、お上や権力者の言うことに歯向かうものは悪だと刷り込まれているのだろう。一人一人は弱い立場の労働者が団結して自分たちの身を守る、憲法で保障された当たり前の行為を理解できない人は、自分の立場も見えないのだと思う。
 そごう西武デパートが海外の投資家に売り払われると、会社そのものの存続も危ういし、従業員に連なる家族の生活もかかっている。寅さんの映画にあったように、「労働者諸君頑張れ!!」と応援したい。
 今日は午前中に休耕田のシギ・チに会いに行った。陽射しは強かったが、田んぼを渡る風に秋が混じり、それほど暑さは感じなかった。セイタカシギを始め、今シーズン初の出会いが叶って良かった。
 帰宅したら近くの親切な仲間から立派なアユと釣ってきたばかりのカツオが届いていた。先週の夏祭りの際にひどく疲れた顔をしていたので、「これ食べて元気出して!」との心配り。アユは早速塩焼きにしておいしく頂いた。その心配りに元気が出た!仲間に感謝!だ。
 写真は今日であった田んぼのシギ・チ。セイタカシギ、タカブシギ、ムナグロ、タシギ、コチドリどれも今シーズンの初撮り。またピッカピカで艶々した頂いたアユ。

セイタカシギ

タカブシギ

ムナグロ

タシギ

コチドリ

アユ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佷(いすか)し

2023-08-30 21:16:47 | 日記・エッセイ・コラム
野鳥のイスカは嘴の先端が左右にずれている。岩波古語辞典を引くと、このことから「佷(いすか)し」という言葉が出来たそうで、その意は「イスカのようだ」。つまり「心が人と合わない」「心がねじけている」。
 野鳥の鶍(いすか)には大変気の毒だが、決して君が悪いのではない。全てこのねじけた心の人間が悪いのだ。特にいまの岸田君を始め政権を握っている連中は、物価がどんどん上がっているのに知らん顔、汚染水の垂れ流しを容認して、中国や香港など近隣諸国から輸入禁止措置をとられ、逆切れしている。心が国民と合わない、もともとの心がねじけているのだ。
ガソリン税を一時的に廃止あるいは引き下げれば、多くの国民が大変助かるのに、石油元受けに補助金を支給する愚策を続けるらしい。
 興味深い素敵な衣装を着たイスカを観て、日頃の政治を思い出すなんて、イスカには大変申し訳ないと思う。
 しかし、我々の日常生活にも時にはきちんと目を向けていないと、気が付いた時は奈落の底に落ちているかもしれない。くわばらくわばら・・・・。

イスカの若オス

イスカの成鳥オス

イスカメスか?

イスカのペア

イスカの若オス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご褒美

2023-08-29 20:46:31 | 野鳥
身も心もボロボロに近い状態というと大げさかもしれないが、先週の金曜日から昨日までの忙しさは普通ではなかった。お祭りの資材運びも重労働で、普段使わない筋肉がまだ痛む。今日は疲れていたが思い切って車を走らせイスカを観に行った。標高が少し高いだけで木陰は大変涼しく、その居心地の良さでイスカを待っている間にウトウトしてしまった。先週末に良く働いたご褒美なのか頻繁に姿を見せてくれたので、昼には帰宅出来て良かった。例年イスカは雪の中か寒風吹きすさぶ中で観るが、真夏に会うのは初めてで、とても新鮮な感じがした。成鳥のオスメスのほか若鳥も混じっていて、短い時間だったが十分楽しめた。緑の中の静かな場所で、野鳥を前に頭を空っぽにするのは何よりの薬だ。二三日は薬が効いてくれそうだ。
 写真は今日のイスカたち。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後片付け

2023-08-28 20:04:13 | まちづくり
今日は早朝から夏祭りの後片付けをした。土曜日の設営は野球やサッカーのグループの若い男性が多かったので、テント張りや自家発電機の設置など力仕事は彼らに任せ、手際よく行われたが、ウイークデーの今日はどうしてもリタイヤ―組が中心になる。
 それでも昼前には会場となった日本映画大学の校庭は奇麗に片付いて、二日間の賑わいが嘘のように静かになった。
 奮闘した3日間の疲れが出て、今日の午後は何も手に付かなかった。夏の最大行事が終わり一段落だ。

今シーズン撮り過ぎたアカショウビン 絵にするのは難しいものが多い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気

2023-08-25 20:05:00 | 日記・エッセイ・コラム
毎朝良い声で囀っていたウグイスは、昨日から鳴かなくなり、猛暑の中で頑張っているのはガビチョウだけになった。毎年ウグイスの囀りが終わるのは8月の中旬から下旬だ。今のウグイスは喉の毛がボロボロになり、彼の姿を撮るのも気の毒なくらいだ。春から随分長い楽しませてくれたので、ゆっくり休養して欲しい。明日から4年ぶりに開催する地域の夏祭りだ。櫓の組み立てやテントも張り終えた。忙しい週末になる。

ガビチョウのけたたましい鳴き声は余計に暑く感じる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする