誕生

近くの池のカイツブリ、昨日ヒナが誕生したと連絡があった。早速観に行くと大勢のギャラリーが池を覗いていた。この池のカイツブリで初回の産卵で雛を孵したのは初めてだ。昨年は５回目にやっと成功して、毎日観察に来るギャラリーをやきもきさせていた。カラスなどの天敵により全てが成鳥になる確率は低いが、せめてこの雛たちは何事も無く巣立ってほしい。

巣の手前に小枝が沢山あり、写真はなかなか撮れないが、どうにかかいつの２羽の雛が見えた

キジは縄張りを見回るので　今の時期は良く観ることが出来る

写真展

何時もより早起きをして、今日から始まる写真展の準備に出かけた。今年で１０回目の記念の開催だ。総勢１２人の仲間が一年の成果を発表する晴れ舞台だが、今年はとても気が重い。昨年の１／３程度しか撮影に出かける時間が無かったので、作品の数が少なく選定の余地が無いのが主因だ。早速仲間や知り合いの厳しい評価を貰った。耳の痛い話ほど上達の薬になると思い、これから一年の鳥撮りにかけよう。それにしても暇が無くなった。写真は峠のキビタキ。大変綺麗な個体だった。

屈辱の日

今日はサンフランシスコ講和条約が発効して、日本が国際社会に復帰した日と言われているが、沖縄では屈辱の日と言われている。沖縄を日本から切り捨ててアメリカに差し出した日でもあるからだ。奇しくもその今日、アメリカと日本の外務・防衛の両大臣が、普天間基地の辺野古への移転が唯一の道だと合意した。また、日米防衛ガイドラインの見直しでは、自衛隊がアメリカ軍と一体となって世界のどこにでも戦争に出かけることで合意した。驚くことに国会の審議を一切しないで国の進路を決めている。最近のテレビや新聞記事に堂々と文句をつける政権党のふるまいなど、あれよあれよという間に恐ろしい日本になっている。言論を統制して「先軍思想」に突き進む安倍政権。頭を使った外交で紛争を防ぐことは何もせず、積極的平和主義はない。日本国民にとって今日は屈辱の日となるかも知れない。昨日に続いて夏日となった今日、近くの公園に出かけ、緑の中で１時間ほどツミの様子を観ていた。良い森林浴になった。

ツミのメス　ゆったりモード

エンゼルポーズ

ツミの夫婦　右がオス

夏日

４月というのに今日は夏日となった。まちづくりの仕事を片付けて、午後は体を休めた。疲れた時に時々開く「ぼんやりの時間」（辰濃和男著）に、串田孫一の文章を引いたこんな記述があった。「ぼんやりしているのは人間にとって非常に大切な貴い時間である。・・・・この間に必ず蓄えられているものがある」　仲間の家に原稿を届けた帰りに、緑の中に３０分ほど浸ってみた。風に揺れる葉擦れの音、ウグイスの鳴き声、キジバトのくぐもった声、頭上をかすめるカラスの風切り羽の音などが入ってくると、直ぐに生活音が遮断された。人間の感覚を取り戻すために、何もしない時間を増やそうと思った。
先日の峠の主役コマドリは色々な演技を見せてくれた。

尾羽を上げた得意なポーズ

メスに見せるアピール

これで尾羽を広げてくれると満点だが　　ここまでオス

メスは全体に色が薄い

大地震

世界でも有数の地震地帯と言われるネパールのカトマンズで大地震が起きた。被害は日を追って大きくなっているが、地震大国日本も他人ごとではない。先日原発の再稼働に関して、福井地裁と鹿児島地裁が全く逆の判断を下した。中でも地震対策に関する鹿児島地裁の内容は、目を疑わざるを得ない。確かに地震に関しては不確かさを前提に対策を講じざるを得ないが、こと原発に関して福島の後では「想定外」は許されない。大事をとるなら再稼働はその道では無い。統一地方選挙の後半戦、投票日の今日は心地よい初夏の風が吹いていた。一日がかりで冬物と夏物の入れ替えをした。着るものと同じように気持ちも軽くなれば・・・と思う。写真は昨日の峠の野鳥たち。

アオジ

クロジ

ゴジュウカラ

ヒガラ