寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

手作り味噌

2024-03-09 20:11:04 | 我が家の出来事
妻は無農薬にこだわって野菜を作ってまして、規模は小さいながら朝市にも出品してるんです。化学肥料は使ってますけどね。やがてはオーガニックで、と意気込んでいます。

そんな朝市の先輩に選別でNGになったお米をあげたところ、麹にしてもらったのがきっかけで、3年前から味噌づくりを始めたんです。

   昨年造った我が家の味噌


昨年までは自家栽培した田のくろ豆(枝豆です)で造ったんですが・・・。

収穫後、消費が激しかったもので、量が足りなく今年は国産大豆を購入しての味噌づくりです。


まずは大豆を一晩、水に浸します。



次に大鍋で灰汁を取りながら、豆が指で簡単に潰せる程度に煮ていきます。3時間くらい煮たようです。



そしてお次は、茹で上がった大豆を潰していきます。昨年までは厚めのポリ袋に入れて、のし餅棒で叩いてやってましたが、今年は小型の餅つき機の羽を替えてペースト状の手前くらいに潰してました。好みでしょうけど、我が家はチョットつぶつぶを残します。



大豆を潰してる間に麹の準備です。天然塩と混ぜます。

そして潰した大豆と麹を撹拌(かき混ぜ)して樽に入れて重しを載せて保存するのですが、急用が発生したため、画像残せず。
そんなことでブログ投稿を諦めてたんですが、投稿ネタがないので紹介することにしました。



20日ほど経った大豆は、こんな状態に。
樽のまわりの白いものは塩だそうで、なにやらカビ防止だとか妻は言ってます。
たくさんのユーチューバーも紹介してますので、ぜひ無添加の味噌づくり、挑戦してみてはいかがですか。



種籾の温湯消毒に挑みました

2024-03-03 19:33:10 | 米づくり
この数年オーガニック栽培への関心が高まりまして、一部の水田4反で試験的に挑戦しています。
昨秋は土作りの一環として毎年の米ヌカの他、もみ殻を投入してみました。

3月に入ると種蒔きの準備が始まります。これまではすべての籾を薬で行なってたんですが、この4反の田んぼ用の籾、YouTube動画見て温湯消毒に挑んでみました。

動画によると60°で10分、58°で15分とありまあした。

風呂の給湯温度を最高の60°に設定しても、容器に溜まる温度は精々53°ほどになってしまいます。
熱すぎて籾が煮えちゃうのが心配なんで58°で15分間の設定でやってみました。
意外とお湯の温度は下がります。キープするのに鍋2個とやかん1個にお湯を沸かして、温度が下がらないように妻が注ぎながらの作業、けっこう神経使います。
今回は小さめの衣装ケースで1袋ずつ、袋を揺することもあってか、直ぐに1、2°下がります。いや~、これは面倒くせー。


そして15分経ったら直ぐに別の容器の水に入れて、袋を揺さぶって冷まします。
こうして2袋を温湯消毒しました。


消毒したあとの浸水。日々の水温を足して積算温度が100°と言われてますけど、毎年ウチはもっと行ってるな・・・。
こうして毎日、水を交換して播種(種蒔き)を迎えます。

どうか立派に芽出てちょーだい!とお祈り中です。