インスピレーションの夜

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魔探偵ロキ

2008年06月12日 23時58分37秒 | まんが 
のち
木ノ下さくらさんの作品で魔探偵ロキが全7巻、
その続きのラグナロクが全5巻です。

ミステリーマニアな大堂寺繭良はある日燕雀探偵社の
ロキという子供の探偵と知り合う。
連続殺人事件に巻き込まれた友達のためにロキに
助けを求めると見事に解決。
実は彼は北欧神話の邪神ロキだった…

雑誌で見てたわけでもなく内容も全然分からなかったの
ですが、ただ絵の可愛さに惹かれて衝動買いしました。
読んでみるとちょっと話がごちゃごちゃしてますが
本当に絵が可愛いくて私好みだし、北欧神話を
題材にしてるのがすごく面白かったです。
キャラの名前を北欧神話から取っただけのまんがは
前このブログで書いた天原ふおんさんの「ミストルティンの
魔法」や日渡早記さんの「未来のうてな」、あと
松江名俊さんの「史上最強の弟子ケンイチ」など
けっこうあります。
でも魔探偵ロキは名前だけではなくて神様その人で、
神話に出てくるアイテム(ブリーシングやミョルニル)や
神話にからんだ話(6巻嗤う王等)もてんこ盛りなので
北欧神話が好きな人(いるのかしら…?)には
すごく面白いと思います。

最初のシリーズでは推理ものと神話界の話と半々位ですが、
ラグナロクの方はほとんど神話界の話になってます。

読む前にイメージしてたのと違って最初はコメディの
度合いが強くてちょっと意外でしたが、巻数が
進むほどシリアス度がましてます。

ラストは最初読んだ時はすごいあっけなくて
もう少し描いてくれても良いのではないかと
思いましたが、何回か読み直すとこれはこれで
良いと思えるようになりました。

恋愛度がちょっと低いのが物足りないものが
ありました。


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