華鬼２

前にこのブログで書いた（2007年9月21日参照）梨沙さんのネット小説の続刊です。

華鬼の元に連れてこられた神無が今度は華鬼の生家に連れて行かれ、
そこでの堀川響との一戦を軸にした話です。
１巻が発売されてから一年以上経ってやっと出ました。
1巻はわりと切りよく終わってたけど2巻からはもう少し引く感じに
終わるようになるのではないかと思い、それだと続きがすごい待ち遠しいと
思うのでもう最終巻が発売されるまで読まないでとっておこうかしらと思ってました。
でも1巻に続いて期間限定特典があって、読まないとパスワードが
分からないのでやっぱり読むことにしました。

1巻では最悪だった華鬼と神無の関係が、2巻では堀川響との戦いで
華鬼が大怪我を負ってからちょっと変わってきてて、こういう展開は
3、4巻になってからだと思ってたのでちょっとびっくりでした。
でもこれがきっかけになって3、4巻では２人がもっと良い関係に
なってくのだろうなぁと思ってます。
それにしても光晴が早々に振られてしまっててかわいそうでした
（くっついたらそれはそれで話がおかしくなりますが）
でもこの時点ですでに神無が華鬼に惹かれてるのが分かるエピソードでした。
シリアスな展開が続くなかで三翼の会話が漫才のようで息抜きみたいに
なってました。

神無が貢国一の事を最後まで誰にも話さず終わってるのが不思議でした。
三翼には話しても良いと思いますが…

イラストが1巻とは若干違ってたのがちょっと残念でしが、表紙の絵は
前と変わらず同じな感じで好きです。

期間限定特典は3翼と神無が華鬼について語る「華の追憶」です。
あと「華の追憶」にもパスワードがあって「クリスマス・フラワー」
「プチ・フラワー」という番外編が読めました。
華鬼と神無が２人で買い物に行く話を華鬼、神無の両方の目線から
書いたものでした。

次の3巻は春くらいに出るらしくて、もうすぐなのでそんなに待たなくてすみそうです。

今日の歩数は14205歩でした。