磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

「やってみなはれ」だったんだ

2013年08月18日 19時55分04秒 | マーケティング・センス

猛暑が続いていて、オフィスで仕事をしていても、喉が渇きます。
熱中症対策というほどでもありませんが、自販機に足を運ぶ機会が増えました。

暑さに負けて、自販機で飲み物を買おうと行ってみると、いくつか新製品が
入荷していました。

普通は、水かお茶しか買わないんですが、

 『フランスの国民的炭酸がやって来た』

という紹介の付いたものが目に止まりました。 その名も『オランジーナ』


          

そこまで言うなら、いっぺん試しに飲んでみようと、買い求め、さっそく飲んで
みると、これが不思議・・・  今まで飲んだことのないような味わいです。
表示どおり『微炭酸』ですが、それだけじゃなくってとても爽やかで飲みやすい。

ついつい「やめられない、とまらない」っていう感じで、アッと言う間に飲み干して
しまいました。


以来、病み付きになり、度々オフィスで飲んでいます。
あんまり美味しいんで、一度はツノ坊にも飲ませてやろうと、自宅へ持ち帰った
ところ、ジュース類はほとんど飲まないツノ坊でも

 「美味しい!!」

さすがグルメの国『フランスの国民的炭酸』というだけありますね。


一体どこの製品かとボトルに貼られたラベルを細かく見てみると、
「販売者 サントリーフーズ」とあります。

 「へぇ~、サントリーの商品なんだ・・・」

この時は、そんなことしか思いませんでした。


そうこうしてたら日経の朝刊の『迫真』というコラムで、非上場を頑なに守って
いたのに、最近、子会社を上場させた『サントリーの第2の創業』という
シリーズが始まりました。



それを毎日読んでいたら、その中にこの『オランジーナ』のことが出てきました。

 『2009年、3000億円をつぎ込んだ仏飲料大手
  オランジーナ・シュウェップスの買収』

サントリーの有名な企業文化『やってみなはれ』。
この文化を買収した海外企業と共有できるかが、これからのサントリーの鍵だ
そうです。

そのために積極的に海外子会社の課長クラスの研修を日本でスタート。
この研修にインドでサントリーが買収した会社から参加した現地人課長は、

 「インドでオランジーナの普及に挑戦したい」

サントリーが買収したフランスの『オランジーナ』をインドの子会社が拡販する。
M&Aで大きくなった組織でも『やってみなはれ』を実践しようとする姿に拍手が
起こったそうです。

このインド人課長、サントリーの『やってみなはれ』のことを、

  「"Stay hungry. Stay foolish"でもありますね」

と研修後、日本にメールして来たそうです。な~るほどね。


やめられない、とまらない味の『オランジーナ』。
サントリーの挑戦も、やめられない、とまらない なんでしょうか?

これ私の『やってみなはれ』の意訳でした。



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4 コメント

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Unknown (acb)
2013-08-19 10:18:06
磯輪さん こんにちは
さすがの磯輪アイ!ですね。
ビジネスの動きを伝えるニュースが紙面にあふれていますが コレをどう解釈するのかは
個人にゆだねられた領域。
私も私なりに記事をつなぎ合わせた文章を書きたいと思うのです。
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照れます (磯輪)
2013-08-19 20:26:38
 acbさん

そんなにまで言ってもらうと、照れます・・・
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気になっていました (大阪mi)
2013-08-19 20:32:19
コンビニへ寄らない日は無いほどよくソフトドリンクを
買います。迷わずオランジーナを手にする人を見て、
以前から気になっていました。
そんなに病み付きになる味ですか?
飲んでみます。
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ぜひ! (磯輪)
2013-08-21 20:58:38
miさん

ぜひ試して下さい。
おいしいですよ~
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