"Fashionable Lover"から

先日、図書館でＣＤを１枚借りました。
正確には、１枚しか借りることができませんでした　です。

借りたＣＤとは、大学時代に聞きたおした懐かしのハイファイ・セットです。


　　　　　　　　

本当は、当時のアルバムそのものを借りたかったんですが、ベスト版しかなくって、
残念ながら全曲聴けていません。

メッチャ懐かしかった。特に"Fashionable Lover"って曲。

　　ファッション雑誌も敵わな～い素敵なあの娘さ

というフレーズで始まる同じタイトルのアルバムのに収録された曲。
１９７６年の発売だそうです。


ハイファイ・セットっていうと山本潤子さんがクローズアップされます。確かに
とても素敵な声ではありますが、個人的には１００％好きではないんです。
『フィーリング』のような哀愁を帯びた曲になればなるほど山本潤子さんの声、
ちょっと鼻につくんです。

それよりも私は、アップテンポな明るい曲を３人がコーラスすると、山本潤子さんの
曲もすばらしく映えてきます。

そういう意味で、この"Fashionable Lover"はピッタリ。
４０年近く前の曲だけど、今聴いてもとってもオシャレです。

パーカッションが小気味よく刻むリズム。
ブラスセクションのからみ方。特に間奏のところなど最高です。
そこに３人それぞれの声音が重なってくる。

自然に手足でリズムを取ってしまいます。


俄然、昔の音が無性に聞きたくなって、今日、何年ぶりかにレンタルＣＤ店に行き、
２時間ぐらい懐かしの音楽を求めて店内を探し回りました。

勇んでレジに向かったら、

　「以前の登録が切れているので、新規登録となります。
　　新規の方は、最初だけは５枚までしかお貸しできないんです」

　「・・・」

ツノ坊も借りる分もありおそらく１０枚以上（実際には冒頭の写真のように１２枚
でした）選んだのに、半分以上借りられず、また次回、棚の中から探さなきゃ
いけないなんて・・・

　「どこかに次回まで借りられない残りを取っておいてもらえ
　　ませんか？」

　「レンタルＣＤの場合はちょっと・・・」

　「仕方がないな・・・　じゃあメモさせて下さい」

って言ってたら、

　「最後の登録が切れたのが２年前ですね。
　　分かりました。特別にお貸しします」

おお、何というすばらしい対応！
これぞお客様第一の経営だよ。
思わず、

　「ありがとうございます。
　　必ずきちんと返却するので、信頼して下さい」


帰宅すると、すぐにパソコンに向かい、iTunesで１２枚のＣＤを一挙に取り込み、
iPhoneを同期させました。

この先も、昔懐かしい曲をいっぱいコレクションするんだ。
そして長らく途絶えていた音楽いっぱいの生活をまた復活させるんだ。

楽しみだな～