磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

46%

2024年06月21日 19時54分56秒 | ビジネス・シーン

 

ISOWAにはお客様から電話で問い合わせをいただいた6年分、約20万件のデータが
あります。
 
古今東西、すべての機種についての問い合わせに対応できる人材は、ISOWA広しといえども、
ホンの数名で、ほとんどのサービスマンは「これは得意だけど、こちらは不案内」が一般です。
さらには私のように、「お客様からのトラブル時の電話にまったく対応できない」
ISOWAビトもかなりいます。
 
 
 「(そういう)万能じゃないISOWAビトであっても、過去のトラブル
  対応事例を参考にすれば、そこそこ対応できるんじゃないか」
 
 
とプロジェクトN1期生のKくんは考えました。
 
 
そこでまずアイビスの排出部に限定して、Tくんの協力を得て、実際のトラブルを分類し、
それぞれの対処方法まで、まとめてくれました。
 
で、実際にそのデータを活用したら、どれくらいのトラブルが解決できるだろうか? と
考えたKくん、実際にあったトラブル事例で、機械にとっても詳しい人、そこそこ詳しい人、
ほとんど知らない新人など、数名でテストしてみました。
 
 
その結果、このデータのおかげで、機械を知らない人でも、トラブルの70%に正しく
お客様に指示できました。
 
 「すごいぞ! ビズリーチ!」
 
 
機械の詳細な構造や理論が分からなくても、対処方法に繋げられるところがサイコーです。
 
 
この結果に興味を持ち、私でもどれくらいできるのか気になって、私もテストをやってみました。
 
 
例えばどんな問題か? 一例を紹介します。
 
 
 Q 排出コンベア上流側駆動サーボにて過負荷エラーが発生する。
   どうしたらいい?
 
 
正直言って、私では、このサーボが正確に機械のどこのモーターすら分かりません。
 
しかしKくんたちがまとめてくれたデータを活用した結果、46問中21問正解。
つまり、実際に起こった過去のお客様からの問い合わせに対して、ほぼ半分は私でも
解決方法を提示することができました。
 
私でもほぼ半分は答えられるということは、すごい効果です!
 
 
当然、
 
 「機種、トラブルを絞り込んで、その後はかなり“人の力”に
  頼って、整理しました」
 
というだけのことはあります。
 

これはプロジェクトNの成果の一例です。

 

これ以外にも、プロジェクトNでは、メンバー5人全員が、自分視点でなく、全社・全体視点

で活動してくれています。  他のメンバーもどんな成果を出すのか、本当に楽しみです。

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (N一期生K)
2024-06-21 21:44:50
プロNの場に感謝してます

自分の目標がはっきり明確になりました。

Tjくんの情報整理で「判断できるように」
Tmさん、Ykさんの動画で「方法がわかるように」
Kgくんがこの情報を「簡単に使えるように」

みんなで力を合わせて頑張ります!
返信する
Tくんのアドバイス (磯輪英之)
2024-06-22 21:48:38
 Kくん

いろんな仲間が力を合わせて、お客様のキカイ
損失低減に貢献する。この輪を部署の外にも
広げてください。

どこまで手掛けるかについては、Tくんの
ミーティングでの発言。「やらないことを
決める」というとても戦略的なアドバイス
だったね。
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