猛暑が続いていて、オフィスで仕事をしていても、喉が渇きます。
熱中症対策というほどでもありませんが、自販機に足を運ぶ機会が増えました。
暑さに負けて、自販機で飲み物を買おうと行ってみると、いくつか新製品が
入荷していました。
普通は、水かお茶しか買わないんですが、
『フランスの国民的炭酸がやって来た』
という紹介の付いたものが目に止まりました。 その名も『オランジーナ』
そこまで言うなら、いっぺん試しに飲んでみようと、買い求め、さっそく飲んで
みると、これが不思議・・・ 今まで飲んだことのないような味わいです。
表示どおり『微炭酸』ですが、それだけじゃなくってとても爽やかで飲みやすい。
ついつい「やめられない、とまらない」っていう感じで、アッと言う間に飲み干して
しまいました。
以来、病み付きになり、度々オフィスで飲んでいます。
あんまり美味しいんで、一度はツノ坊にも飲ませてやろうと、自宅へ持ち帰った
ところ、ジュース類はほとんど飲まないツノ坊でも
「美味しい!!」
さすがグルメの国『フランスの国民的炭酸』というだけありますね。
一体どこの製品かとボトルに貼られたラベルを細かく見てみると、
「販売者 サントリーフーズ」とあります。
「へぇ~、サントリーの商品なんだ・・・」
この時は、そんなことしか思いませんでした。
そうこうしてたら日経の朝刊の『迫真』というコラムで、非上場を頑なに守って
いたのに、最近、子会社を上場させた『サントリーの第2の創業』という
シリーズが始まりました。
それを毎日読んでいたら、その中にこの『オランジーナ』のことが出てきました。
『2009年、3000億円をつぎ込んだ仏飲料大手
オランジーナ・シュウェップスの買収』
サントリーの有名な企業文化『やってみなはれ』。
この文化を買収した海外企業と共有できるかが、これからのサントリーの鍵だ
そうです。
そのために積極的に海外子会社の課長クラスの研修を日本でスタート。
この研修にインドでサントリーが買収した会社から参加した現地人課長は、
「インドでオランジーナの普及に挑戦したい」
サントリーが買収したフランスの『オランジーナ』をインドの子会社が拡販する。
M&Aで大きくなった組織でも『やってみなはれ』を実践しようとする姿に拍手が
起こったそうです。
このインド人課長、サントリーの『やってみなはれ』のことを、
「"Stay hungry. Stay foolish"でもありますね」
と研修後、日本にメールして来たそうです。な~るほどね。
やめられない、とまらない味の『オランジーナ』。
サントリーの挑戦も、やめられない、とまらない なんでしょうか?
これ私の『やってみなはれ』の意訳でした。
ぜひ試して下さい。
おいしいですよ~
買います。迷わずオランジーナを手にする人を見て、
以前から気になっていました。
そんなに病み付きになる味ですか?
飲んでみます。
そんなにまで言ってもらうと、照れます・・・
さすがの磯輪アイ!ですね。
ビジネスの動きを伝えるニュースが紙面にあふれていますが コレをどう解釈するのかは
個人にゆだねられた領域。
私も私なりに記事をつなぎ合わせた文章を書きたいと思うのです。