昭和34年から開催している「民俗芸能大会」は普段行けない地域の伝統が見れるので楽しいです。
「石切り唄」は高松市無形民俗文化財です。
香川県高松市牟礼町と庵治町の境にある八栗山で御影石を採掘する時の唄です。
祭り好きには?かなと思ってましたが、心地よい唄に感動しました。
屋外で行うときには、振動も楽しめるようです。
現在は機械化されましたが、昔はタガネ一つの男の仕事です。
「赤崎神社楽踊」は山口県指定無形民俗文化財で記録作成を講ずべき文化財に選択されています。
確かに、踊りの種類が多岐にわたってるので、それぞれの意味を見て理解するには記録すべきでしょうね。
かつては、長門市深川地区の5種類の楽踊りがあって、それぞれを受け継ぐ地域が決まっていたらしいです。
9月10日の赤崎神社ではギリシャ円形劇場のような、階段状馬蹄形観覧席で奉納芸能観覧施設があるのにも、ビックリ!
歴史ある「祭り」はちがいますね。
岡山県では有名な「唐子踊」は岡山県指定重要無形民俗文化財で記録すべき文化財です。
瀬戸内市牛窓町牛窓紺浦地区に伝わってます。
「ヒーヤ」「イーヤ」等掛け声など独特の表現が興味をそそります。
伝えてる方も前任からの引き継ぎ等で、意味の分からないままの表現もあるようです!
そりゃやっぱり記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財(国選択)ですね。
今回一番異色の「伊予長浜豊年踊り」は愛媛県大洲市無形民俗文化財です。
村祭りの寸劇のような田植え・収穫・年貢の作業をコミカルに演じます。
大正11年ころに相生村下須戒で踊られたようです。
会場は安芸高田市で高齢の方が多かったので「大爆笑」でした。
「神原神社の獅子舞」は島根県指定無形民俗文化財で11月3日に行われます。
獅子舞は2人立ちおこないます、途中に備中神楽のように切紙が舞う場所もあり、神事的な要素も感じれました。
徳島・高知・鳥取・香川・山口・岡山・愛媛・島根と見てきましたが、一つの県でも沢山あるので、中四国制覇だけでも何年もかかりそうですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
みなさん