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税理士相手の商売

2012年05月11日 | Weblog
最近、税理士や会計士を相手にABコンサルティングといった「メールマガジン」が

非常に多い。特に夕方には5~6枚ものメールマガジンがFAXでも送られてくる。

しまいには、電話営業までしてくる始末である。

税理士に対する「DVD]の販売や、セミナーといった研修まがいの会合をやり

結局は、自分の会社が一番儲かるといったような類のものである。

特に若い税理士など顧問先の少ない人間の心理をあおるものが多い。

「顧客を増やしたい先生」「1年間で200件増加した先生の話」「月に2件の顧客紹介」

といった具合である。

税理士も確かに、顧客の少ない税理士にすれば眼を奪われるのは当然である。

しかしながら、大概のものはひも付きである。会費を取られて

セミナーに参加しても具体的な方法は特になく「メルマガ」を

送ることぐらいしか提案しない。ほとんど内容のないものばかりである。

中には、「月額顧問料9800円でやります」などという過激なものまである。

いくらデフレと言っても、自分たちは「コンサルティング会社」と称して

いい加減(何がコンサルタントなのか)な立場に身を置きながら

税理士に実際の仕事をやらせ

自分たちは、税理士という堅い商売の人間から「甘い汁」

を吸い取るような業者は、まったく税理士を馬鹿にした事業である。

このような会社のセミナーに行き、顧問料9800円というような「いい加減」な

料金設定で集客する仲間にだけは、入りたくないものである。

「金のためならなら手段を選ばず」というのは、税理士の品格をただ下げる

だけのことにしかならない。いずれ化けの皮がはがれることになる。

税理士はもっと自尊心をもってやるべきである。

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