日本のメディア

２００７年の日本のGDPが世界１９位になり先進７カ国で最下位になったことが新聞やTVで報道された。どうも、日本のメディアは悲観的な記事を載せるのが好きらしい。自虐的な報道ばかりである。国民性なのかマスコミの愚かさなのか・・・

２００７年は、円がかなり安いとき（約１２０円程度）の評価であり現在の９０円の円の状況で評価すればかなりの順位が上がるはずである。

新聞というのは新しいことを伝えるから新聞ではないのか？去年の数字で報告しても何の意味があるのだろうか？ただ、国民の気持ちを落ち込ませるだけではないのか？今日の円で換算すれば第何位くらいのことは表記してもいいのではないか？

それにしてもルクセンブルクという人口わずか４０万人の国が常にトップにあるというのは驚異的である。日本の政治家にも、その所以を研究してほしいものである。

経済災害

経済がこんなにグローバルでなかったころは、災害といえば台風や地震などの「自然災害」が一番恐かった。

しかしグローバル化により、もっと恐い「経済災害」「金融災害」というのが発生した。どちらが被害が大きいのか分かりませんが、「自然災害」は備えはできても防ぎようがないのでしょうが、「経済災害」は、備えれば防げるような気がするのですが。

人間の心理（欲望）が災害を引き起こす。

では、どうやって防ぐのでしょうか？被害を受けない人はどういう人たちか？大被害を受けるのはどういう人たちか？そんな見方で今の状況を見ているとおもしろい。

特に、日本は歴史的に同様の事例が沢山あり、過去の歴史の偉人たちが防ぐ方法も沢山教えてくれているような気がするのですが・・・まてよ、

とすると「経済災害」も昔からあったのですね。ようは規模の違いだけかな？

最近の税制改正の動き

ここのところの政治（行政）のダッジロールぶりはあまりにひどいが、同時にひどいのが税制改正の方向性である。

相続税の「遺産取得課税」はさんざん持ち上げておいて結局先送り、住宅ローン減税（？）５００万円？、家を建てさせて先に消費税を巻き上げておいて（２０００万円の家を建築すると５％の消費税を取られますから１００万円を先に払うことになります。）その後、減税とは、国民を馬鹿にしているとしか思えません。

法人の８００万円の税率を２２％から１８％に引き下げ？

８００万円×（２２－１８）＝３２万円、たった３２万円の減税で会社がどうなるのでしょうか？政治家の頭の中は分からない？どこの会社も悲鳴上げてるのに！

政治家は、まず、自分たちの給与を真っ先に下げたらどうなんでしょうか？

２００９年、１０年に購入した土地を５年後に売却して譲渡益が出たら１０００万円控除するって、土地が下がってるのに何で譲渡益がでるのか？理解に苦しみます。こういうのを減税って言いますかね？

早く、選挙をやって希望の持てる新しい政治家を選びたいものです。