皆さん、「欠陥住宅を買いたくない」と思われているでしょう。
世の中にそんなに欠陥住宅が有る訳じゃないので、まさか自分が買う事は無いだろうと思っている方も多いと思います。
でも、欠陥住宅と言っても千差万別です。 すぐに判る欠陥住宅も有りますが、住んでみて始めて判る欠陥も多くあります。
床が徐々に傾いてきた、建具が閉まり難くなってきた、雨漏りがしてきたなど、何年か経ってから不具合が多数出て、欠陥住宅だと判るケースが多いんです。
私の会社は構造見学会や完成見学会を毎月行っていますが、注文住宅だけを手がけていますのでお施主様に希望を聞いてプランする為、1軒1軒が全く違った間取り、建物になっています。
ですからモデルハウスのように画一的な物ではなく、お施主様の個性が出ている為、見学した方の気に入る場合も有れば、全く違っている場合もあります。
構造見学会で建築途中を見ていただくのは、構造を少しでも知っていただく為と、欠陥住宅にしない為にも行っているんです。
1軒ずつ違う建物を建てるのですから工程も違うし、使う建材や設備も違ってきますので施工者も監督も注意して工事を進めないといけなくなります。
見学会を行うのですから多くの方に見てもらう事になりますが、中には建築のプロの方もいらっしゃるかもしれませんし、同業他社の方が見に来るかもしれません。
そういったプレッシャーが有るとより入念に現場を確認しますし、職人さんも気合が入りますね。
欠陥住宅を作らない為の見学会でも有るんです。
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