本日のお客様と言うか、お尋ねが有ったのですが、聞いて少し驚きました。
数年前に土地を購入して家を新築されたのですが、問題ばかり起きる家で困っているそうです。
今回は水漏れが起きたので工務店を訪ねたら誰もいないし、連絡も取れないそうです。
しかし、会社は倒産もしていないし、解散もしていないので登記上は存続しているんですね。
住宅には瑕疵担保保険が有り、建てた会社が無くなった時(廃業又は倒産)には別の会社が瑕疵を直しても保険会社から費用が出るのですが、存続している場合には別の会社が直しても費用は保険会社から出ないのです。
今回の場合、事実上会社が無いと判るまで1ヶ月以上は掛るでしょうから、それまでは自費で直すしか有りません。
急ぐ必要の無い瑕疵であれば良いのですが、雨漏りや構造体に異常が有れば心配ですよね。
家を作る、建物を建てるといった会社は存続させる事が重要なんですね。
何よりもそのような良い加減な家を建てること自体が問題ですが、やっぱり現場監督も工事を総合的に管理する人がいなかったようです。
現場が大事、現場管理がいかに重要かが判りますね。
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