新築工事だけでは無く、リフォームの工事も行っていますが、今回のお施主様は自然素材(無垢の杉の木)を使った内装を希望されていました。
最近の家は一般的に床は化粧合板、壁はクロス仕上げにする事が多いのですが、今回のリフォーム工事では杉板を使う事しました。
これはリビングの1部ですが床が杉板の無垢材です。
押入れも杉の無垢材、建具も建具の枠も杉材です。
敷居は床にレールを埋め込んで、段差の無い開口部に仕上げてあります。
押入れの横に見えているのが蓄熱暖房機で、夜間の安い電気で蓄熱体を暖め、ゆっくりと放熱する暖房機です。
今回のリフォームではこの蓄熱暖房機を2台設置しました。
計画ではこの家の一階部分は、常時20度に保たれるようになる筈です。
写りが悪いですが、これがもう一つの蓄熱暖房機です。階段の下に設置しました。
階段も杉板です。 無垢の杉板を床に張ると足触りが良いんですね。
合板だと肌触りが冷たいのですが、無垢材の場合はそれほど冷たいとは感じませんね。
優しい足触りですね。
トイレの手洗いです。
このお宅は築70年以上の住宅でしたが、前の所有者が増築をされていたのでその建物を利用してリフォームしました。
オール電化住宅にして、無垢の素材にこだわった温かみの有る住宅に仕上がりました。
補強工事も行って耐震強度も高めてあります。
此処には写っていないですが、別の部屋には腰壁に杉板を張ってあります。
他にも色々な工夫があって楽しい家になったと思いますよ。
次回お会いした時には住み心地を聞いて見たいと思います。