尼崎の株式会社大川工務店社長blog

大川工務店の社長の注文建築日記

断熱は窓から

2012-05-31 14:06:06 | 住宅
 冬、温かく快適に過ごすには断熱は欠かせません、そして夏の暑さも断熱が悪いとクーラーが効きません。  



 断熱材に拠って断熱効果に差が有りますが、それよりも窓などの開口部からどんどんと熱が逃げていきます。



 家の中で熱損失が一番多いのが窓なんです。



 窓の断熱効果を上げると熱の損失量が相当変わります。 リフォームの場合、窓の断熱性をあげる事で冷暖房が相当変わります。



 リフォームなら内側にインナーサッシを取り付けることで断熱効果も上がります。



 謝恩効果の上がり今ならエコポイントの対象ですから有利ですね。



 



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南東の角地は良い土地?

2012-05-30 13:16:57 | 住宅
 土地を探す時、南東の角地を希望される方が多いですね。


 土地の分譲でも南東の角地は一番高くなっているのが普通です。 でも、本当に良い事ばかりじゃないんですよ。


 
 私の事務所は南東の角に建っています。



 2方向の道路は5mの道路で、南には大きな駐車場が有り、その南には阪急電車が通っていて日当たりは申し分ありません。



 しかし、此処に住居を建てるとそれ程良いとは思えません。



 車の通りが多くて煩いです。 何処からも良く見えるので昼間のカーテンは絶対に必用です。


 
 夏は日当たりが良すぎて暑いです。 角ですから駐車場を取っても出入りがし難いです。



 道路斜線の制限と言う決まりが有り、2方向の道路から規制されるので高さ、道路からの距離も制限されています。


 
 此処は事務所ですから良いのですが、一般的な角地が全て良いとは限らないんですよ。




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日本よりアメリカの方が新築軒数が少ない

2012-05-29 15:24:36 | 住宅
 人口が2,5倍、国土の面積が25倍のアメリカの住宅着工軒数(新築)が日本より少なくなっています。


 
 景気の落込みも有りますが、元々それ程差が無かったんですね。



 これは中古住宅の市場が大きくて、住宅のストックが多いのが影響しています。



 少し古い資料ですけれど、2009年の日本の着工軒数が約80万戸で、アメリカが55万戸です。



 この以前でも日本が110万戸、アメリカが160万戸なんです。 



 住宅の流通数の割合で日本が90パーセント近くが新築なのに対して、諸外国(アメリカ、イギリス・フランスなど)は70%から80%が中古住宅になっているそうです。



 これから建てる住宅は長く使える住宅で無いといけないのが判ります。






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良い家の条件  長く使える家

2012-05-27 10:01:40 | 住宅
 丈夫で長く使える家が良い家の条件だと思いますが、長く使えるとは建物自体の耐用年数が長い事も条件ですが、間取り、使い勝手が良いのも長く使える条件になります。



 現在取り壊さないといけない家の中には、丈夫でまだまだ使える建物ですが、使い勝手が悪く、現在のライフスタイルに合わないので取り壊す家が沢山あります。


 LDK(リビング・ダイニング・キッチン)を1つの空間として大きく取り、家族が集まれる場所であり、友人知人を招いても、その場所で対応するのが現在のスタイルですね。


 食事も椅子とテーブルでソファーが有り、欧米スタイルの家が主流だと思いますが、2,30年前の家ではDKは狭くて日当たりの悪い場所に有ったりします。


 茶の間と呼ばれる和室で食事を取るような生活スタイルが多く、客間や応接間といった来客者を意識した部屋を取ってありました。


 このような間取りの家をリフォームすれば良いのですが、リフォームには費用が掛かりすぎるので建て替えを決意される方が多いです。



 将来の改装、変更にも耐えれるように、なるべく大空間を取っておく事が必要です。



 木造の在来工法はこのような事に対応がしやすい工法ですね。





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丈夫な家の条件

2012-05-26 11:18:08 | 住宅

 地盤調査は重要です。


 住宅の十年保証が義務化されて、地盤の調査も義務化されていますが、調査の方法までは決められていません。



 目視でも良いし、少し掘っただけでも調査した事になるんです。



 でも、地盤が悪くて家が傾いても10年保証の対象にはならないんですね。



 地盤の保証は別になっています。



 地中に鉄の棒を打ち、強度を調べるスエーデン式、サウンディング調査が木造住宅の場合は一般的です。




 



 この調査もしないで住宅の十年保証しても無駄のような気がしますね。



 調査の結果、地盤が悪ければ地盤補強工事を行います。


 
 工事を行えば地盤に対して保険を受ける事が出来ます。



 地盤が丈夫だという結果に対しても保険対象となりますので、これは絶対に遣るべきでしょうね。



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良い家の条件  丈夫で長持ちの家は?  

2012-05-25 09:53:02 | 住宅
 良い家は 「丈夫で長く使える家」  「家族が明るく暮らせる健康的な家」と言いましたが、では「丈夫で長く使える家」とはどんな家なのか?


 日本の家の平均寿命は25年だそうです。


 何故そんなに短いのか?  私の感覚ではもっと長く使っていると思うのですが、平均するとこうなってしまうんでしょうね。


 25年から30年経過すると建替えなければ問題が生じる家が多いんですね。



 しかし、海外では50年以上の家が多くあり、イギリスでは100年以上経った家のほうが値打ちが有ったりします。



 家を住み手がメンテナンスをする習慣が海外では根付いています。メンテナンスをする事に拠って家自体が使い易くなり、価格も下がらないそうです。


 
 丈夫という意味では基礎が一番重要な要素だと思います。 家をいくら良い木で頑丈に作ったとしても、基礎が悪ければ何もなりません。


 現在ではベタ基礎と呼ばれるコンクリート一体型の基礎が当たり前になっていますが、阪神大震災前までは布基礎と呼ばれるものが主流でした。


 
 叉、基礎を作る前に地盤調査を行うのも重要です。


 
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良い家の条件

2012-05-24 15:19:45 | 住宅
 何かの理由で家に興味を持った方がこのブログを読んでいるとしたら、家に対するイメージや理想などを描いている方も多いでしょうね。


 叉、家を購入した後の生活や夢も持っていると思います。



 では、 「良い家」とはどのような家なんでしょうか?



 答えは人それぞれでしょう。



 現在の家に不満を持っている方はその解消となる家を望んでいるでしょう。



 狭い家、使い勝手の悪い家、 寒くて暑い家、 老巧化して地震にも耐えられない家など、様々な問題を抱えていれば解決できる家が欲しいと思われて当然です。



 私達プロに、「良い家とは?」と聞かれると、もっとも簡単に答えないといけないでしょうね。



 それは、 「丈夫で長く使える家」    「家族が明るく暮らせる健康的な家」  こう言うことじゃないでしょうか?


 
 ローンの支払がきつくて笑顔が消えたとか、子供に大きな個室を作ったら親との会話が減ったなんて事になれば、家を買った意味がなくなってしまいます。

 

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住宅建設費用の諸経費

2012-05-23 08:30:57 | 住宅
  住宅を建てるのに予算を立てなければいけませんが、どれぐらい掛かるのか? 



  そこが全く判らないと思います。



  家を建てる時の総予算はこの様になっています。


 
 建築費 + 諸経費 = 総予算


 この諸経費の内訳が各社に違いが有ります。



 ローン諸経費

 登記費用 

 火災保険

 生命保険

 引越し費用

 地鎮祭費用

 上棟式費用

 上下水道引込費用

  など、様々な費用が有ります。

 上下水道の引き込み費用を建築費に入れている会社の有れば、入れていない会社も有ります。

 
 この他に撤去しなければいけない家や構造物が有ると、解体費用も見込まなければいけません。


 この様に建物本体を建築する為以外の費用を諸経費として見るのが普通です。


 マイホーム資金計画書と言うのをお作りしてお施主さまに提出しますが、これに書かれている金額が住宅を建てる時に掛かる「総予算」だと思ってください。



 建築する為の工事費に含まれる諸費用とは別です。



 建築費の中に含まれる諸費用は、一般的に現場管理費(現場員給与、本社経費など)や工事中の保険代(火災保険、賠償保険、労災保険など)や工事中の電気代、水道代などの費用を含めて総建築費の10%~15%程度です。



 これらの費用の内訳や仕分けは各社に拠って違いが有りますが、大抵の会社は建築に関わる諸経費は工事見積書の中に含んでいます。


 稀にこの現場諸経費を建築費の見積書から省いて、同じ名前の「諸経費」に入れて工事費を安く見せる会社も有りますね。


 そうすれば、建物本体価格を10%から15%も安く見せる事が出来ます。


 建築費だけを聞くと「安い」と感じますが、契約前になって諸経費額を聞いて驚かれる事になるでしょう。




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住宅建築の総予算とは?

2012-05-22 08:19:12 | 住宅
 以前に土地から探す人は家の予算から考えた方が良いと書きました。



 http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=da11e51f4a69808a6000b342bb876cb1



 何故なら人に拠って家の予算が違うからです。


 
 その予算とは借入れ出来る金額では無く、返済できる金額です。 もっと言うなら楽に返済できる金額が貴方の総予算なんです。



 では、総予算とは何が必要で、いくらぐらいなのかと良く聞かれます。



 坪単価 00万円で家が建つとか、000円の家と行った広告が出ていますが、あの金額は家本体だけの金額だというのは判ってもらえると思います。



 だから家が仕上がって支払う総額はCMに出ている金額とは全く違ってきます。



 住宅の建築費の他に掛かる費用が入っていないのがCMでうたっている金額なんです。



 建築費とは別に諸経費と呼ばれる金額が必要になるのですが、この金額を伏せてCMしているのだと理解してください。



 この諸費用はどの建築会社、住宅メーカーでも絶対に必要な費用です。




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