尼崎の株式会社大川工務店社長blog

大川工務店の社長の注文建築日記

欠陥住宅はこうやって防ぐ  1

2011-10-16 15:29:24 | 住宅
 住宅の欠陥と言っても様々です。


 建具の開閉の不具合やクロスの捲れ、塗装の色むらといった軽微で手直し可能な物から、床のゆがみ、建物が傾くといった重大なものまで有ります。



 欠陥が生じるには2つの要素があります。


 
 施工上のミスと設計上の無理ですね。



 多くの欠陥は施工上ではなく、設計の段階での問題が施工に現れて欠陥に繋がっているケースです。


 
 施工者の意見を聞いておけば、ある程度の欠陥を防げます。



 設計上での欠陥は建築主の無理な注文、要求が無理な設計を生み、難しい施工を強いられる事で欠陥に結びつく事が多いです。



 施工上のミスは施工管理者の未熟さや、工事管理経験が浅くて、工程や工法を良く把握できていない為に生じることが多いですね。


 
 分譲住宅では同時期に10軒以上の新築工事を監督している現場監督もいますが、10軒の新築住宅を管理するのは難しいですよ。



 熟練した現場監督ならまだしも、未経験とは言いませんが1,2年の経験で10棟以上を管理するには無理が有ります。 



 こうなると施工現場を管理するという本来の仕事ではなく、材料の手配などが主な仕事になり、現場は職人さん任せになってしまいます。



 分譲住宅なら仕方が無いと言う事も有りますが、注文住宅でも1人の現場監督で10棟もの現場を監理している所も有ります。



 これでは現場のミスや不具合を確かめたり施工上の問題を検討する時間もありません。



 1日8時間で10棟の現場を見ると1軒当たり2.30分が限度でしょうね、注文住宅だと10箇所を廻るので移動時間が要りますからね。



 現場が離れていると毎日現場を見ることは無理になってきます、現場監督もデスクワークが必用ですから8時間を現場で過ごすことが出来ませんからね。



 施工者(職人さん)任せの現場では、本来の施工を監理するといった仕事が出来なくなってしまい、施工上の不備や勘違いによる施工ミスを未然に防ぐことが出来なくなってしまいます。


 
 分譲住宅なら仕方が無いと書きましたが、分譲住宅の場合には1つの現場で何棟もの家を建てることが多い事、注文住宅と違い有る一定の企画住宅なので仕様が変わらない為、多くの現場でも管理できる可能性が有るからです。



 無理の無い設計なのか?


 
 施工管理者(現場監督)は経験豊富なのか? 



 施工者(職人)と管理者(現場監督)の関係は良好なのか?



 施工会社の管理能力(人員配置)に問題は無いか?



 以上は最低限必要な項目です。


 

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東京散歩 マダムタッソー蝋人形展

2011-10-16 15:20:11 | 日常
 お台場で見た蝋人形は余りにもそっくりで驚きました。








 近くで見ても本人かと思うぐらいで、手の甲の血管までうっすらと見える?  これで500円でした。 安いでしょう?




 久しぶりに東京に行くと色々と面白い物がありますねぇ~  今年は初めての東京だったので余計にかも知れません。




 銀座ではアップル前でiphom4Sの行列を生で見て、夜のニュースでも見て・・・・リアルな現場を見たから何だか変な感じ  



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