心にうつりゆくよしなし事

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「ほこ×たて」のハッカーvsセキュリティ対決がメチャクチャだった件

2013-06-10 17:45:44 | テレビ番組・ドラマ

昨日の「ほこ×たて」のハッカーvsセキュリティ対決
遂にやるかあって楽しみにしてたけれど、
企画が酷かったねえ。

ハッカー側は、世界ハッキング選手権で優勝したこともある
現在楽天に勤務するロシア人のホワイトハッカー。
友人2人と3人でチームを組みます。
セキュリティ側は、日本のネットエージェント社の
「防守」(さきもり)というセキュリティシステム。

ルールはタカ、トシ、大島優子の3人が写った写真を3つにわけて、
それぞれ別々の3台のパソコン内のどこかに配置し、
それをハッカーチームが15時間以内に見つけ出せば勝ち
というもの。

ハッカーチームは1台目も2代目もどちらも30分で
侵入できたんだけれど、
1台目は「takahiro.jpg を探せ」といわれてたのに takahiro.jpg という
名前の画像ファイルが無数に置かれていて、その中から
本物を探すのに時間がかかっていました。
2代目は、「yuko.jpg を探せ」といわれてたのに yuko.jpg という
名前が変更されていて、別の名前になっていた。
結局、このルールではタイムアップになると思って、
ハッカー側がギブアップしました。

ウーン、こんなんハッキング対決じゃないよねえ。

同じ名前のファイルがいっぱいだなんて
パソコンの通常の状態じゃないし、
そもそもシステムが作り出したんじゃなくって、
手で作り出した状態じゃない?って思った。

もはやセキュリティ対決じゃないって感じ。
ハッキングだけならハッカー側の楽勝でしたね。


ネットエージェント社が後でツイッターで
「わざとセキュリティの甘いPCを用意した」とか
「別の名前に変更したと番組で言っていたのは、ドライブ暗号化を番組側がそう説明した」とか言ってますが、全く説得力がないですね。

まあなあ、これで一応でもセキュリティ側を勝たせないと
わずかな時間で破られるセキュリティソフトということで
商売上がったりになるからかもしれんが、
こんな対決ならやらないほうがマシだったんじゃない?
誰にとっても。







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