わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

泰阜村のひとびと(8月3日バージョン)

2011年08月03日 | 泰阜村の「あんじゃね(震災)支援学校」

 山賊キャンプに招待するこどものために、泰阜村では「伊那谷あんじゃね支援学校」(座長 木下藤恒)が1,900人の村民の皆さんに支援を呼びかけています。

 おかげさまで、次から次へと村の人たちから支援が集まっています。

 集まってくる支援について、逐一報告します。

 まずは遠山信義さんご夫妻。

▼遠山さんご夫妻


 このブログでも何度か紹介していますが、山賊キャンプが生活するキャンプ場のある左京地区(集落)の区長さんです。そして、なんと!泰阜村の教育委員長さんでもあります。

 いつもいつも笑顔を絶やさない温和な方で、村の歴史の話をさせたら右に出るものはいません。

 そんな遠山さんが、フクシマの子どもたちのために、毎日毎日、野菜をキャンプ場に運びます。

▼これが遠山さんが朝採ったキュウリ


 フクシマのこどもたちは、おいしいおいしいと、丸かじりで食べました。遠山さん、百姓冥利に尽きますね。


 さて、次はIターンで泰阜村に入ってきた岸秀次さん。私の次男(小5)の同級生のお父さんでもあります。

 バイクやアウトドアが大好きで、いまや村のおやじパワーを一手に引き受ける人でもあります。

 その岸さんが「フクシマのこどもに食わせてやってくれ」と、お米を持ってきてくれました。

▼岸親子がお米を持ってきてくれた



 最後は、NPOグリーンウッドがある田本地区(集落)に住む熊谷正さん。

 NPOグリーンウッド・だいだらぼっちが泰阜村に入った25年前から本当にお世話になり続けてきた人です。

 時には私たちにやさしく、時には呼び出されて厳しく叱咤されました。

 その熊谷さんが、やはり「フクシマのこどもに」とお米を持ってきてくれました。

 写真を!とお願いしましたが「いやいやいいから」と去っていき、やはり縁の下の力持ちです。

 なので昨年お邪魔したときの写真を。

▼熊谷さんご夫妻



 こんな住民の動きにも触発され、泰阜村のHPでも、呼びかけが始まりました。
「福島の子ども招待キャンプへのご協力のお願いについて」
 ぜひご覧下さい。

 満蒙開拓、植林、減反、自治体合併・・・、国策に翻弄され、切り捨てられてきた小さな山村が、同じく国策に翻弄されたフクシマのこどもたちを支えます。

 私、この村にお世話になって18年になります。本当に心地よい村だな~、と心から感じます。

 村の人々の支援、今後も報告します。

代表 辻だいち







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