山賊キャンプに招待するこどものために、泰阜村では「伊那谷あんじゃね支援学校」(座長 木下藤恒)が1,900人の村民の皆さんに支援を呼びかけています。
おかげさまで、次から次へと村の人たちから支援が集まっています。
集まってくる支援について、逐一報告します。
まずは遠山信義さんご夫妻。
▼遠山さんご夫妻
このブログでも何度か紹介していますが、山賊キャンプが生活するキャンプ場のある左京地区(集落)の区長さんです。そして、なんと!泰阜村の教育委員長さんでもあります。
いつもいつも笑顔を絶やさない温和な方で、村の歴史の話をさせたら右に出るものはいません。
そんな遠山さんが、フクシマの子どもたちのために、毎日毎日、野菜をキャンプ場に運びます。
▼これが遠山さんが朝採ったキュウリ
フクシマのこどもたちは、おいしいおいしいと、丸かじりで食べました。遠山さん、百姓冥利に尽きますね。
さて、次はIターンで泰阜村に入ってきた岸秀次さん。私の次男(小5)の同級生のお父さんでもあります。
バイクやアウトドアが大好きで、いまや村のおやじパワーを一手に引き受ける人でもあります。
その岸さんが「フクシマのこどもに食わせてやってくれ」と、お米を持ってきてくれました。
▼岸親子がお米を持ってきてくれた
最後は、NPOグリーンウッドがある田本地区(集落)に住む熊谷正さん。
NPOグリーンウッド・だいだらぼっちが泰阜村に入った25年前から本当にお世話になり続けてきた人です。
時には私たちにやさしく、時には呼び出されて厳しく叱咤されました。
その熊谷さんが、やはり「フクシマのこどもに」とお米を持ってきてくれました。
写真を!とお願いしましたが「いやいやいいから」と去っていき、やはり縁の下の力持ちです。
なので昨年お邪魔したときの写真を。
▼熊谷さんご夫妻
こんな住民の動きにも触発され、泰阜村のHPでも、呼びかけが始まりました。
「福島の子ども招待キャンプへのご協力のお願いについて」
ぜひご覧下さい。
満蒙開拓、植林、減反、自治体合併・・・、国策に翻弄され、切り捨てられてきた小さな山村が、同じく国策に翻弄されたフクシマのこどもたちを支えます。
私、この村にお世話になって18年になります。本当に心地よい村だな~、と心から感じます。
村の人々の支援、今後も報告します。
代表 辻だいち