わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

ともに生きる

2012年02月16日 | 日々雑感
登り窯があったり出張が続いたりで、またもや更新が滞っています。

言い訳ですが(笑)、申し訳ありません。


今日は、前にも紹介した博報教育フォーラム(2月25日、東京で開催)の発表データ締切日。

現在、信州のど真ん中、松本市にいるのですが、あいた時間を使ってデータ作成とチェックに追われています。

相変わらずの段取り下手です(笑)


さて、時を同じくして、フォーラムの基調講演をしていただく押谷由夫先生(昭和女子大学大学院)から講演のレジュメと、コーディネーターの嶋野道弘先生(文教大学大学院)からパネルディスカッションのポイントメモが届きました。

テーマは「共 ~ともに生きる~」です。

レジュメやメモの中身を見て、わくわくしています。

震災後の今、「共に生きる」「支え合う」本質を、改めてみなでわかちあう時だと想っていましたが、まさにそれを感じ合うフォーラムになると想います。


私の発表「支え合いの暮らしから学ぶ、共に生きる力」の一部をちょっとだけ紹介します。

①泰阜村の魂の言葉「貧すれど貪せず」

 最も苦しい時にこそ、最も大事なことに力とお金を注ぐ。泰阜村には、地域住民によって地域の教育をつくり上げる教育尊重の気風がある。

②「支え合い・共助の仕組み」と「教育の自己決定権」を取り戻す
村の人々が、横にも縦にも手をつなぎ、そして時を超えても手をつないで、子どもの教育について、知恵と力をあわせるようになりつつある。
それは「支え合い・共助の仕組み」を豊かにつくりなおし、「教育の自己決定権」を取り戻す作業に他ならない。

③「支えあい」から滲み出るように産まれる「自律の心」
 人は強いから支え合えるんじゃない。
人は支えあうから強くなれるんだ。
周囲と支えあいながら自発的に責任ある行動をとることのできる人づくり。

④「他者との関係を豊かにする学力」こそ培いたい
 所有した「学力「体力」を、自分のためだけではなく世のため人のために使って初めて、意味のある本質的な学力・体力となる。


そして、事例発表の後は、宮城県と新潟県のパネラーと共に、パネルディスカッションです。

私は、講演や発表より、打ち合わせなしのパネルディスカッションのほうが、得意というかやりやすいのです。

悪く言えば、いきあたりばったり(笑)

よく言えば、臨機応変。


さあ、どんなフォーラムになるでしょうか。

泰阜村の「支え合い・共助」の文化を身に纏(まと)い、「共に生きる」本質を強く訴えようと想います。

この想い、風に乗せて、被災地に飛んでゆけ~


代表 辻だいち


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