本日、地元の南信州新聞に、「冬の信州こども山賊キャンプ」が紹介されました。
なんと9段抜きのでかでか記事です。
まずは記事をテキストでご覧ください。
私のコメントは文末に掲載です。見てください。
泰阜村のNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターによる「冬の信州こども山賊キャンプ」で、福島県いわき市から招待された児童18人が、東京や名古屋などから訪れた子どもたちとともにキャンプを楽しんでいる。
同NPOは夏のキャンプでも福島県の児童を無料招待。送迎で村も協力したほか、村民も野菜や米、募金の提供で協力した。「できる範囲内で長い支援を」と冬キャンプでも無料招待を計画。前回訪れた10人を含む小学1年生から6年生までの18人が3日から3泊4日の日程で訪れた。
福島児童は他地域から訪れた子どもとともに、唐笠集会所と暮らしの学校「だいだらぼっち」の2施設に分かれて宿泊しながら、山村の正月行事や生活、冬の遊びなどを体験。各コースの体験内容は「山賊会議」で児童自身が決めるのも特徴だ。
だいだらぼっちのグループは4日に餅つきを体験。餅米が餅になることを初めて知った児童も。一生懸命きねを振るってついた餅は、大豆を石臼でひいて作ったきな粉で味わった。
福島県いわき市の小学3年、新田有梨さんは「山に囲まれてきれいな風景。みんなで一緒に遊べて楽しい」と喜ぶ。今回でキャンプは3回目という東京都杉並区の小学3年、古屋武君は「きもだめしが楽しみ。自分たちでご飯を炊いたりするのがおもしろい」と話した。
村内の農家から福島児童の受け入れ費用の足しにと米や野菜も寄せられている。4日には同村温田の中島多鶴さんが白菜と義援金を持ってキャンプを訪問し、子どもたちと交流を深めた。
「支援は支縁」と同NPO代表理事の辻英之さん。「支え合いは一方的でない。我々が学ぶこともたくさんある。小さな村にできるささやかな支援を続けて、いい縁をつくっていきたい」と話していた。
さきほど、「冬の信州こども山賊キャンプ」に招待していた福島のこども18人を、無事保護者の皆様に送り届けました。
今回の冬キャンプの招待実現には、本当に多くの人のご理解とご支援、ご協力をいただきました。
村内、そして全国から集まってきた善意と関心、そして愛に改めて深く感謝申し上げます。
支援は「支縁」。
そう言い続けてきました。
冬キャンプは終わりました。
しかし、けっして冬キャンプで終わるわけではありません。
きっとこれから福島と泰阜に住む人々の長い長い人生の中に、このキャンプの数日間が位置づいただけです。
距離を越えて、想いを共通させ、互いの地域性や人間性を尊重し、この出会いで生まれた豊かな縁を、さらによいものにしていきたい。
冬キャンプの終わりは、これからの未来作りへの始まりでもあります。
姉妹都市でもない、災害協定都市でもない。
でも、「支え合い」の気持ちによってつながる福島と泰阜の縁は、きっと豊かになるでしょう。
「支援」とは、支援する側の一方的な言葉ではなく、豊かな縁を丁寧に紡(つむ)いでいく、地道で地に足をつけた営みのことをいうのではないかと想います。
「支援」は「支縁」。
支えあうからこそ、豊かな縁が紡がれます。
記事データもご覧ください。大きい扱いです!
南信州新聞の皆さん、ありがとうございました。
なんと9段抜きのでかでか記事です。
まずは記事をテキストでご覧ください。
私のコメントは文末に掲載です。見てください。
冬キャンプも福島児童招待
正月行事と山村の生活体験
泰阜村
正月行事と山村の生活体験
泰阜村
泰阜村のNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターによる「冬の信州こども山賊キャンプ」で、福島県いわき市から招待された児童18人が、東京や名古屋などから訪れた子どもたちとともにキャンプを楽しんでいる。
同NPOは夏のキャンプでも福島県の児童を無料招待。送迎で村も協力したほか、村民も野菜や米、募金の提供で協力した。「できる範囲内で長い支援を」と冬キャンプでも無料招待を計画。前回訪れた10人を含む小学1年生から6年生までの18人が3日から3泊4日の日程で訪れた。
福島児童は他地域から訪れた子どもとともに、唐笠集会所と暮らしの学校「だいだらぼっち」の2施設に分かれて宿泊しながら、山村の正月行事や生活、冬の遊びなどを体験。各コースの体験内容は「山賊会議」で児童自身が決めるのも特徴だ。
だいだらぼっちのグループは4日に餅つきを体験。餅米が餅になることを初めて知った児童も。一生懸命きねを振るってついた餅は、大豆を石臼でひいて作ったきな粉で味わった。
福島県いわき市の小学3年、新田有梨さんは「山に囲まれてきれいな風景。みんなで一緒に遊べて楽しい」と喜ぶ。今回でキャンプは3回目という東京都杉並区の小学3年、古屋武君は「きもだめしが楽しみ。自分たちでご飯を炊いたりするのがおもしろい」と話した。
村内の農家から福島児童の受け入れ費用の足しにと米や野菜も寄せられている。4日には同村温田の中島多鶴さんが白菜と義援金を持ってキャンプを訪問し、子どもたちと交流を深めた。
「支援は支縁」と同NPO代表理事の辻英之さん。「支え合いは一方的でない。我々が学ぶこともたくさんある。小さな村にできるささやかな支援を続けて、いい縁をつくっていきたい」と話していた。
さきほど、「冬の信州こども山賊キャンプ」に招待していた福島のこども18人を、無事保護者の皆様に送り届けました。
今回の冬キャンプの招待実現には、本当に多くの人のご理解とご支援、ご協力をいただきました。
村内、そして全国から集まってきた善意と関心、そして愛に改めて深く感謝申し上げます。
支援は「支縁」。
そう言い続けてきました。
冬キャンプは終わりました。
しかし、けっして冬キャンプで終わるわけではありません。
きっとこれから福島と泰阜に住む人々の長い長い人生の中に、このキャンプの数日間が位置づいただけです。
距離を越えて、想いを共通させ、互いの地域性や人間性を尊重し、この出会いで生まれた豊かな縁を、さらによいものにしていきたい。
冬キャンプの終わりは、これからの未来作りへの始まりでもあります。
姉妹都市でもない、災害協定都市でもない。
でも、「支え合い」の気持ちによってつながる福島と泰阜の縁は、きっと豊かになるでしょう。
「支援」とは、支援する側の一方的な言葉ではなく、豊かな縁を丁寧に紡(つむ)いでいく、地道で地に足をつけた営みのことをいうのではないかと想います。
「支援」は「支縁」。
支えあうからこそ、豊かな縁が紡がれます。
代表 辻だいち
記事データもご覧ください。大きい扱いです!
南信州新聞の皆さん、ありがとうございました。