わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【これもまたブーメラン】 ~「学びを」を伴って思い切り投げだされた仲間たち~

2016年02月23日 | ひとねる=自律のひとづくり
福岡では嬉しい再会があった。

目の前にいるのは、南信州泰阜村の職場で共に汗と涙を流した仲間たち。

今は、それぞれ故郷に帰って素敵な活動を展開している。

彼らには、九州大学の集中講義でゲストスピーカーとして来てもらった。

池田龍介(バン)君は、鹿児島県の離島・与論島で活躍中だ。

彼の詳しい活動はこのサイトを参照いただきたい。


片山健太(けんちき)・薫子(かおるこ)夫妻、長崎市で活躍中。

こちらも詳しい活動はこのサイトを参照いただきたい。





彼らの身体とココロには、泰阜村に暮らすひとびとの歴史が確かに流れている。

数年間といえども、その歴史が彼らの血肉となっている。

地域を愛する教育、暮らしに立脚した教育を、これでもかと自分のモノにし続けた泰阜の日々。

その日々の営みを纏って、彼らはブーメランのように、泰阜村の1700人のひとびとから思い切り投げ出された。

いや、実は、彼らの故郷の与論島や長崎から、彼らは強く投げ出されていたのだ。

彼らは、強くうねる意志に、様々な価値観を巻き込んで、今、それぞれの故郷に着地した。

きっと彼らの地道で丁寧な営みは、「学び」を伴って地域を質的に変えていくだろう。

そして、いつか地域を越えて一緒に仕事をするようになるだろう。





学生に熱く語る彼らの姿と、その後の久しぶりの飲み会でのはじける笑顔に、そのことを確信した。

福岡での再会、とりわけ社会に出ようとする学生たちへの学びの場での再会は、私の人生の質を高めていく。

今夜は、ずっと微笑んでいたかもしれない。


代表 辻だいち


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