わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【津和野には人を育てる気風がある】 ~今年度2回目の講演でまた仲間ができた~

2017年02月01日 | 全国のなかまたち
島根県津和野市にいる。

今年度2回目だ。

私の本「奇跡のむらの物語 ~1000人の子どもたちが限界集落を救う!~」を読んで共感した人がこの町にいる。

牧場を舞台とした通所型の森のようちえん「うしのしっぽ」も運営されている素敵なご夫妻である。

このご夫妻が、今年度2回目の講演をセットしてくれた。


▼とにかく素敵な「うしのしっぽ」





昨年3月に閉校となってしまった左鐙(さぶみ)小学校。

その校舎で開かれた手作りの後援会には、行政関係者、教育関係者、町の若手経営者、地域の団体の方、そして森のようちえんにこどもを預けているお母さんたちなど、多くの方々が集まってくれた。

実に多くの老若男女が参加した手作り懇親会もまた素敵な時間。

わが泰阜村の隣町:飯田市出身の人がいたのにはビックリ。

数年前にIターンしたという。

私の長男・次男が通う高校の先輩だということ。

信州南部のやわらかい方言:伊那弁で語り合うと、何ともいえない縁を感じる。


▼藩校「養老館」





▼役場支所は、とても重厚な建物






津和野にはその昔、藩校「養老館」があった。

人を育てる気風が強いのかもしれない。

厳しい環境のなかでも、教育をど真ん中においたローカルな取り組みに汗を流そうとする多くのひとびと。

仲間がまたできた。

共にがんばりたい。













地元新聞、山陰中央新報に掲載された。

紹介する。


山陰中央新報 2月12日 日曜日


子どもの自主性 山村留学で育む
長野の専門家講演



 長野県泰阜村で、自然環境を生かした教育活動に取り組んでいるNPO法人・グリーンウッド自然体験教育センターの代表理事を務める辻英之さん(46)の講演会がこのほど、津和野町左鐙の旧左鐙小学校であった。同法人の取り組みが紹介され、町民ら約50人が、子どもたちの体験教育の大切さについて理解を深めた。

 同法人は、次世代を担う若者の自主性を養おうと、1986年に発足。小中学生を対象に、山村留学や年2回あるキャンプの受け入れなどを行っている。同様な活動に取り組む津和野町のNPO法人・さぶみのが、講演を依頼した。

 辻さんは、村外の子どもたちが集まり、1年間、同生活する山村留学について説明。炊事の担当や組織内のルールづくりなどを全て子どもが決めていることを紹介し、「暮らしの中で子ども自身が学ぶことが重要だ」と強調した。

 小中学生らが参加する活動を続ける中で村全体が活気づき、民宿やNPO法人が立ち上がるなど変化が表れ始めたとし、「大人が地域の価値を再認識し、熱意ある教育を施すことが、子どもの自主性の確立につながる」と結んだ。        (吉野仁士)







代表 辻だいち


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